みぞおちの右側が痛いのはどんなとき?病気の心配は?

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みぞおちのあたりには、胃や肝臓、胆管や十二指腸などの症状が現れやすいので、痛みがあると心配ですね。

消化器の働きが鈍っているときや、便秘を起こしているときにも、みぞおちに圧迫感や痛みを感じます。

どんなときにみぞおちの右側が痛くなるのか、病院に行くべき目安はどんなところなのかまとめていきましょう。

 

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みぞおちの右側が痛いのはどんなとき?

消化器2

盲腸(急性虫垂炎)

  • みぞおちの痛みが右下腹に移動
  • 押して勢いよく離すと痛みが響く
  • 熱がでる事がある

体の右寄りの場所にあると言うことで、右側の腹部が痛むときに心配されるのが盲腸です。

盲腸のイメージは、『右下腹部が強く痛む』というものですが、痛み始めはみぞおちの右側だという事が少なくありません。

特徴的なのは、時間がたつにつれて痛む場所が右下腹部に移動すると言うことです。

最近では、薬による治療だけで手術しない場合が増えてきています。

ただ、症状の出始めに適切な治療を受けないと腹膜炎など命に関わる状態に進行する可能性がある病気ですから、特徴に当てはまる場合にはすぐに病院を受診しましょう。

消化器内科を受診した場合、手術が必要な場合には消化器外科を紹介されます。

 

 

十二指腸潰瘍

  • お腹がすくと痛み、飲食するとやわらぐ
  • お腹の上の方、みぞおちの右側などがキリキリと痛む
  • 食欲不振、口臭

十二指腸が傷つき、消化液にさらされる事で潰瘍が起こります。

空腹になると、胃酸が濃くなるので痛みが出やすく、夜寝ている間にキリキリとした痛みに目が覚めてしまうといった事が起こります。

飲食で胃酸濃度が薄くなると痛みがやわらぐことと、右側上腹部に痛みが出やすいのが特徴です。

胃潰瘍同様、発症した人は、ピロリ菌を保菌している事が多く、除菌治療をしておくと再発を防ぐ事が出来ます。

 

胆石

  • みぞおち右側付近に差し込む様な痛み
  • こってりした飲食の後に痛みが出やすい
  • 背中や右肩が痛む
  • ウーロン茶のような尿が出る事がある

胆石症は、胆のうや胆管に体内の過剰なコレステロールが排出されて結晶化したものが核となって固まり胆石を作ります。

高脂肪の食事や高脂血症がリスクを高めます。

閉経後の女性はホルモンバランスの変化から高脂血症になりやすく、中年以降の太り気味の女性の発症が多くなっています。

 

逆流性食道炎・胃炎

  • みぞおちが痛む
  • 胸焼けするような感覚がある
  • 喉がヒリヒリする感覚がある

みぞおちの右側に限らず痛みを感じたり、胸焼けするような感覚があります。

ムカムカするだけでなく、喉に消化液が上がってくることで、風邪でもないのに慢性的に喉の痛みを感じている場合に、逆流性食道炎が疑われます。

消化器内科で治療を受ける事と、生活習慣を改善することで直すことができます。

 

IBS過敏性腸症候群

  • 検査では胃腸に異常はないのに便秘や下痢を繰り返す
  • お腹のハリを感じたり圧迫感を感じる
  • 緊張状態で症状が出やすい

緊張するとお腹の調子が悪くなった場合、『精神的なもの』として深刻に受け止められず苦労している方も多い病気です。

神経伝達物質のセロトニンが、腸内でセロトニン受容体と結びつくと腸の動きが異常になってしまうので、お腹にガスがたまったり、違和感や痛みが出ます。

みぞおちのあたり・・・上腹部に痛みが出る事もあります。

 

胆道ジスキネジー

  • 食後にみぞおち右側が痛む
  • 右の背中が痛む
  • 吐き気や下痢

胆道ジスキネジーの症状を見てみると、胆石症に良く似ています

ひどく痛む事もありますが、がんや胆石などの異常は検査してもなく、自律神経やホルモンの異常で胆のうの収縮が上手くいかずに痛みが出ると考えられている病気です。

ストレスが引き金になる事が多く、本人は痛みがツライと訴えているのに、CTなどで異常を見つけることができません。

胆道シンチグラフィーで肝臓から胆のう・胆管への分泌物の状態を検査して診断されます。

 

肋間神経痛

  • みぞおちからあばらにかけて痛む
  • 息を吸うとみぞおちが痛い事がある
  • 息苦しさを感じる

肋間神経痛は、背骨から走っている神経が筋肉の固さ、腫瘍などで圧迫されることで痛みが出ると考えられています。

特にストレスや、筋肉のバランスの悪さから脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、僧帽筋(そうぼうきん)、菱形筋(りょうけいきん)に固さが出ているときに起こりやすくなっています。

ストレッチやトレーニングで整える事と、肋間神経痛を緩和する事が出来ます。

もし、こうしたストレッチやトレーニングで良くならない場合には、腫瘍が原因であったり、内臓からの放散痛など、ほかの病気がかくれている事があるので、検査を受けることをおすすめします。

心臓疾患と関連が強い場合には、左側が痛む事が多くなっています。

 

肋間神経痛を緩和する方法




 

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まとめ

みぞおちの痛みは消化器系の病気のサイン。肋間神経痛などの場合もある!

 

みぞおちの右側が痛む時に心配される病気は・・・

  • 盲腸(急性虫垂炎)
  • 胆石
  • 十二指腸潰瘍
  • 逆流性胃炎
  • 胆道ジスキネジー
  • 肋間神経痛

消化器の病気が多いですが、内臓の炎症は腹膜炎を起こしたり、機能低下で命に関わる事もありますから、早めに消化器科を受診しましょう。

肋間神経痛の場合には、整形外科が第一選択です。

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