b型溶連菌とは?妊娠中に検査が必要なの?赤ちゃんは大丈夫?

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b型溶連菌は、日常的に存在する菌です。特に症状を発生させるわけでもなく、一般成人の2割の方がb型溶連菌を保菌していると言われています。

しかし、妊娠中の方は注意しなければいけない菌です。いったい何故なのでしょうか?

そこで、ここではb型溶連菌について詳しくご説明します。

 

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b型溶連菌とA群溶連菌は違う?

 

溶連菌と言えば、小さな子どもが罹患するA群溶連菌が有名です。

しかし、b型溶連菌とA群溶連菌は全く違うものです。

 

b型溶連菌とは?

b型溶連菌は略称GBSとも呼ばれています。普段は何も悪さをせずに人の身体に常在していることが殆どです。

大腸菌と同じように便の中にも多く含まれていることがあり、膣内に入り込みやすい菌でもあります。

女性の場合、膣や膀胱、肛門の周りに存在していることが多いです。

 

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b型溶連菌を妊娠中に検査する理由

 

b型溶連菌は、妊娠中に必ず検査を受ける必要があります。

それは、次のような理由があるからです。 

 

産道感染を防ぐ

b型溶連菌に母体が感染していると、分娩時に産道感染する可能性が出てきます。

感染した新生児は抵抗力が弱いため、稀に敗血症や髄膜炎などの重篤な病の原因となる可能性があります。

 

早産になった場合に備える

b型溶連菌に母体が感染していると、赤ちゃんを包む膜である羊水に感染する場合があります。

その場合は、早産となるケースがあると言われています。


上記のような理由により、妊娠中には必ずb型溶連菌の検査を行う必要があるのです。

 

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b型溶連菌の検査方法は?

 

検査は産道の細菌培養検査です。

方法は、内診の際に膣から綿棒でおりものを採取します。判定には1週間程度かかることがあります。

 


b型溶連菌の検査の時期は?

出産直前など検査の時期が遅すぎると、早産になった場合に対応出来ない恐れがあります。

これを防ぐため、検査は妊娠後期である35週~36週に頃に行われます。

 

b型溶連菌検査が陽性だったら?


抗生剤で感染予防

b型溶連菌の検査で陽性反応が出ていた場合、分娩時の産道感染を防止する処置を施します。具体的には、分娩時に母体へ抗生剤を点滴投与します。

この処置により、新生児への感染を防ぐことが出来るのです。

検査データーがはっきりしない場合は、予防的に抗生剤を点滴することもあります。

 

治療はしない

分娩時には、対応を施しますが妊婦に影響はないため、日常の治療をすることはありません。但し、早産の可能性に対しては注意深く検診で診ていくことが必要です。

 

帝王切開の場合

帝王切開の場合は、産道感染がないため抗生剤は使用しません。また、b型溶連菌が陽性だからといって帝王切開になることはありません。

 

生まれてきた赤ちゃんは大丈夫?

抗生剤の処置を施すと、産道感染の可能性は殆どなくなります。

しかし、念の為ために新生児に感染していないか注意・観察は大切です。ケースによっては喉や鼻の培養検査や血液検体検査を施すことになります。

 

b型溶連菌の検査は出産ごとに必要

b型溶連菌の検査は、出産予定ごとに受けることが必要です。これは、抗生物質を使用や服用していると、一時的に陰性になることがあるからです。

また、検査の時期によっては、陰性になったり陽性になったりすることもあります。この為、適切な時期に医師の指示に従って検査を受けることが大切です。

 

まとめ

 

b型溶連菌は、私たちの周りに常に存在する菌です。ですから、陽性であっても自分を責めることは何一つありません。

沢山の妊婦さんが保菌しています。そして、きちんとした対応策があるので、過度に恐れることは必要ありません。

医師の適切な指示に従って、安心して出産に望んでください。

 

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