溶連菌感染症になると出席停止?!学校はいつから登校できる?

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大人になるとつい忘れてしまいがちですが、子供にも社会が存在します。幼稚園児にも小学生にも、生活の中心となる場所があるのです。

集団行動の中でいろいろな常識を学んでいくことも、大切なことになります。ですが、その集団での生活が様々な病原菌の感染のリスクを高めていることもあるのです。

 

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免疫力が弱いので感染症で出席停止に

 

学校では規則正しい生活をおくり、日々の生活に耐えられる体力をつけることも求められます。

同時にいろいろな人との交流で、ウィルスや病原菌への免疫力も身につくのです。

しかし、まだまだ免疫力が強くはないのが現実です。そのため、季節の変わり目などの節目節目では、どうしても特定の病気が蔓延することがあります。

幼稚園や小学校に通っている年頃ですと、注意したい感染症があります。

それが、「溶連菌感染症」という感染症です。

言うまでもないことですが、感染症を患った場合には、周囲に迷惑をかけることになりかねません。健康な人と接することで、感染している病原菌を移してしまうことがあるためです。

つまり、「治癒証明書」はこれらの感染のリスクのないことを証明する手段になります。これは、多くの場合は「何かの感染症」が起こったと判断していいでしょう。

こうなると、欠席する児童が増え、「学級閉鎖」が検討されることがあります。それは、学校保健法によって、強制的に学校側が「出席停止」を促すことがあるためです。

第三種感染症に分類される「溶連菌感染症」は、校長の判断で「出席停止」かどうか決められます。

 

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溶連菌感染症についての学校の規定とは

 

◆溶連菌感染症

溶連菌とは、のどの粘膜に張り付いて炎症させて、高熱を伴わせる細菌です。

具体的な感染ルートは、2種類あります。

・飛沫感染

・接触感染

「飛沫感染」とは、感染者の唾液などが飛び、飛んだ第三者に感染することです。

「接触感染」とは、感染者の手を介して、第三者に感染することです。

 

●学校保健法19条の要点


次のような児童は、それぞれの市町村の政令に基づいて「出席停止」となります。

・感染症にかかる恐れのある児童

・感染が疑われる児童

・診断書の発行された児童

では、感染した児童が登校できるようになるためには、どのような行動をとるのでしょうか?

 

溶連菌感染から登校までの流れ


①症状が出たら病院へ

②溶連菌の有無を検査で確認

③投薬治療を開始

④潜伏菌の死滅まで服用を維持

⑤熱が引き、腫れがひいたら再検査

⑥治癒診断書を持参して登校

それでは、登校までの流れについて、もう少し詳しく調べてみましょう。

 

①病院へいく基準となる症状

次のいずれかに思い当たったら診察を受けなくてはなりません。

◆溶連菌感染症でよく見られる症状


・体がふらつくほどの高熱

・のどのひどい痛み

・肌の赤み

・体に力が入らない

・頭が痛い

・お腹が痛い 

 

②検査の仕方

喉の粘膜を綿棒で採り、専用の道具で菌を探します。

 

③治療薬を服用する

病原菌を死滅させるためには、細菌を攻撃するタイプの抗生物質を服用することです。

 

④治療薬は全部飲む

服用を開始して数日後には、もっともひどかった症状は治まります。

しかし、それからも抗生物質は服用を続けましょう。病原菌が弱まってからが、死滅のための作用が始まります。

 

⑤治療薬がなくなれば再検査

溶連菌のせいで、腎臓の機能が低下して尿の色が黄色から赤になってしまいます。

治療によって菌が死滅していれば、血が混じらなくなるので黄色に戻っていくのです。そうなれば、完治したことになります。

 

⑥治癒診断書に主治医が記入

完治したと診断されたら、「治癒診断書」を主治医に書いてもらいましょう。

登校の時には持参して、担任に渡して感染の心配がないことを知らせる必要があります。

 

まとめ

 

溶連菌感染症と診断されたら、抗生物質の効果が出るまでは学校などが出席停止になります。

これは、それぞれの市町村の政令で定められているので仕方のないことです。しかし、焦らずに治療薬を服用して安静にすることで、一刻も早く登校できるように努めましょう。

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