溶連菌の症状や治療はどのようなもの?尿検査は必要?

月曜日11.溶連菌 尿検査
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溶連菌感染症という病気をご存じですか?溶連菌感染症はA群β溶血性レンサ球菌という細菌の感染症です。

5~15歳の学童期に罹患が多いのが特徴ですが、3歳以下や成人でも罹患(りかん)することもあります。感染症なので、家族間では最も感染率は上がります。

潜伏期間があるため、感染後2~5日で症状が現れます。

※罹患とは、病気にかかることです。

ここでは、溶連菌について詳しくお話しします。

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溶連菌はどんな症状?

溶連菌は、風邪をひいた時と類似する状態になると言われています。

具体的には、次のような症状が発生します。


・38℃以上の熱が出る(稀に微熱のこともあります)

・喉が腫れて痛い

・体、手足、口腔内に発疹が発生する

・舌にブツブツが出来る(イチゴ舌)

・リンパ節が腫れる

・咳、鼻水は出ないことが多い 

上記のような症状であるときは単なる風邪ではなく、溶連菌を疑ってみる必要があります。

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溶連菌はどのような感染ルートを?

溶連菌は感染症です。咳やくしゃみの「飛沫感染」が一番多いと言われています。

また、手についた細菌が口から入るという、経口での感染もあります。

学校や幼稚園の感染が危惧されますが、家族間は感染率が最も高まります。

高齢者や妊娠中の方などは、感染しやすく大人でも重症化することがある為、注意が必要です。

 

溶連菌の治療は?

◆溶連菌は検査で診断確定

溶連菌に対しては、医療機関での診断キットが普及しています。溶連菌という疑いが出たら、内科や耳鼻科で診察を受けましょう。

検査は、喉の腫れている部分から菌を採取して行われます。10分~15分程度で細菌の有無が分かるので、その場で溶連菌であるかの診断がつきます。

◆溶連菌には抗生物質が処方される

溶連菌と診断されたら、抗生物質が処方されます。服用期間は、平均で10日~2週間です。

◆快復の流れ

抗生物質の服用始めると、2~3日で状態が落ちついてきます。熱が下がり、喉の痛みも緩和されます。

発疹が出ていた場合は、このとき手足の先から皮がむけ始めますが、これは正常な快復過程です。

◆溶連菌の抗生物質は最後まで服用する

抗生物質は処方期間を守り、指示通りに飲みましょう。

症状が消失したからと言って、自己判断により途中で止めないことが大切です。理由は、次に挙げるような合併症の恐れがあるからです。

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溶連菌から起こり得る合併症に注意が必要

溶連菌は、菌がいなくなるまで治療を行う必要があります。

何故なら、稀に合併症にかかる恐れがあるからです。溶連菌は、次のような合併症を引きおこす可能性があります。

 

〈リウマチ熱〉

心臓弁膜に支障をきたす可能性がある病です。リウマチ熱の多くは、関節の痛みと高熱が発生します。

溶連菌からリウマチ熱を引き起こすと、その半数が心臓に影響を起こすため注意が必要です。

 

〈急性糸球体腎炎〉

糸球体は、腎臓の細い血管の部分で、尿を作る働きをしています。糸球体腎炎になると、血尿やタンパク尿が発生します。

腎臓の働きに大きな後遺症となることがある為、注意が必要です。

このような合併症にならない為に、医師の処方を遵守して抗生物質を完治まで服用することが大切だと言えます。

 

溶連菌は尿検査で完治を確認

溶連菌の排菌確認として、尿検査という方法があります。尿検査で溶連菌が検出されなければ、完治というお墨付きがもらえます。

 

尿検査は必要?不必要?

溶連菌の確定診断に、初診時の喉から行う菌の検査は大切です。これは、適切な抗生物質を服用するために必要だからです。

ところで、尿検査が必要か否かについては、医療機関によって方針が分かれます。

実際に、尿検査で異常が発生したときには時期が遅く、合併症を引き起こしている状態が多いからです。

どちらにしても、初回の診察だけに留まらず、経過をも含めた診察をしてもらうことが一番大切だと言えます。

 

まとめ

溶連菌に対する、抗生物質は大変有効です。よって過度に心配をする必要はありませんが、合併症が心配です。

医師の指示通りに、最後までしっかり治すこと大切だと言えます。

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