溶連菌を撃退するには抗菌薬であるフロモックスが有効な理由

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市販薬では症状が改善しない時には、病院で診察を受けることになります。

この際、よく抗生物質を処方される人もいるでしょう。

時として、こんなことを感じたことはありませんか?

 

「どうして抗生物質は市販されていないのだろう?」

 

市販薬として販売されていれば、わざわざ来院しなくても良いのですものね。

しかし、抗生物質が処方箋がなくては受け取れないのには理由があります。市販薬は、「万人向け」とばかりに作用の具合をおさえてあります。つまり、即効性は望めないのです。

その一方で、抗生物質が必要な症状は「感染症」が多くを占めています。一刻も早く対処しなければ、健康な人に菌を移してしまうことになるのです。

さらに、感染症の原因に合わせて、抗生物質の種類もそれぞれ変えなくてはなりません。ですから、抗生物質には医師の処方箋が必要なのです。移されたのが免疫力の弱い子供だった場合には、より深刻な事態を招くこともあります。

そこで今回は、小学校入学前後の子供に発症率の高い「溶連菌」と抗生物質の関係について説明しましょう。

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子供に多い溶連菌とはどんな病気なのか?

 

溶連菌とは、幼児から小学生までの子供が患いやすいとされる、細菌による感染症です。学校や塾などで不特定多数の人と交わることで、急激に感染のリスクがアップします。

具体的には、溶連菌を持っている人の咳やくしゃみで、菌が飛び散って、喉に付着して感染するのです。または、菌が付着した手で作られた食料を口にすることでも感染します。

 

◆溶連菌感染症が疑われる主な症状


・38~39℃の高熱に突然に襲われる

・喉の炎症による痛み

・体のあちこちにじんましんのような赤みが出る

・皮膚の赤みが落ち着くと皮膚がむける

・舌が赤くはれてイチゴのようになる(イチゴ舌)

・頭痛

・腹痛

・リンパ腺が腫れる(鼻水や咳はなし)

これを治療するためには、主治医が検査をして菌の存在を確認した後で、投薬を開始します。

この時に用いる薬は、大きく分けて2種類です。

 

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溶連菌の治療に用いる薬とは?

 

・鎮痛剤

・抗生物質

この2つの薬を併用することで、解熱と鎮痛が可能です。鎮痛剤のおかげで、服用を始めて数日で症状は落ち着いていきます。

ここで、大切なことがあるのです。

症状が治まると、「症状がすっかりよくなった」と誤解しやすくなります。しかし、感染症の原因となった菌は、そう簡単には死滅しません。油断をすると、また増殖する可能性もあるのです。

そのリスクをなくすためには、処方された抗生物質をすべて決められた時間に飲むことです。

 

抗生物質を飲み残してはいけない理由

 

もしも、素人判断で抗生物質を服用するのをやめたとしましょう。その時には、以下のような症状を併発することが考えられるので注意が必要です。

・リウマチ熱…心臓疾患・関節症を引き起こす

・急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)…血尿・むくみ・高血圧・腎臓病を引き起こす

処方された薬を飲み終わったら、もう一度通院します。

この時に、尿検査を受けて血が混ざっていなければ菌は死滅したと判断されるのです。

溶連菌を殺菌するためには、フロモックスという抗生物質がよく用いられます。

フロモックスは、溶連菌のような細菌が原因で感染症を患った場合に効果的な抗菌薬です。

フロモックスは、そんな抗菌薬の中でも、「細胞壁合成阻害薬」に分類されます。

 

●細胞壁合成阻害薬とは

菌を包み込んでいる細胞の外側のバリア(細胞膜)を壊して殺菌します。

この壁は人体にはないので、服用しても副作用が少ないとされているのです。

 

●副作用

細胞壁を攻撃するなどの作用があれば、当然のように副作用もあります。


・じんましんなどの皮膚トラブル

・肌のかゆみ

・(顔を中心とした)むくみ

・吐き気

・腹痛

・下痢

・頭痛

・口内炎

・体のだるさ


さらに、次のような強い副作用が出たら、服用を中止してください。


・口の乾燥(ただれや痛みの場合も)

・ふらつき

・耳鳴り

・水のような下痢 

フロモックスは効果が強いので、服用には注意が必要です。

体質にあっておらず、ショック症状が出る前触れかもしれません。

 

まとめ

 

免疫力の弱い子供が、急に高熱を出したり、喉の痛みを訴えた場合には溶連菌感染症かもしれません。

一刻も早く診察を受けて、検査をしましょう。正式に診断された後は、処方された薬は用法用量を守って服用してください。

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