目の疲れ、肩や腰のコリや疲労感には、アリナミンAが効いてくれると助かりますね。
食事のバランスが崩れがちだったり、毎日のハードワークで参っているときに、ビタミン剤を飲むと、エネルギー代謝がスムーズになるので体の回復を早めるのに役立つのです。
でも、やはり薬ですから
- 副作用の心配はないのでしょうか?
- 尿がすごく黄色くなる事があるけれど大丈夫なのでしょうか?
そんな、アリナミンAの副作用や、効果についてまとめていきましょう。
アリナミンAの副作用
出典:武田薬品 『アリナミンA 』HP
主な成分
- フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)として
- ビタミンB2(リボフラビン)
- ビタミンB6(ピリドキシン塩酸塩)
- ビタミンB12(シアノコバラミン)
- パントテン酸カルシウム
尿が黄色くなる・臭う
ビタミン製剤を飲むと、尿の色が蛍光色のような黄色になったり、薬臭い臭いがしたりします。
これは、ビタミンBを体の中に蓄えておくことが出来ずに、過剰な分が排出されるためです。
尿が黄色くなるのは、正常に体内でアリナミンAのビタミンB群が仕事をした証だと言えるのです。
軟便、下痢
パントテン酸カルシウムなど、アリナミンAに含まれるビタミンは、過剰な分が自然に尿や汗から排出されます。
お腹が張ったり、軟便や下痢といった副作用が起こることがあります。
アリナミンAを飲み始めてお腹がゆるくなった場合には、使用を中止して様子を見ましょう。
吐き気・嘔吐、口内炎
まれに体質に合わずに吐き気や嘔吐(おうと)があらわれて、気分が悪くなることがあります。
使用上の注意にも、吐き気や嘔吐があらわれたら使用を中止するように書かれています。
中には、めまいなどが出るケースもあります。
発疹・発赤、かゆみ
皮膚症状が出る場合には、アレルギー症状や肝臓への負担が考えられます。
使用上の注意にも発疹・発赤、かゆみが出た場合には使用を中止するように書かれています。
アナフィラキシーショックでは、急激に状態が悪化することがあるので注意が必要です。
アリナミンAの効果・評判について
疲れに効くのか口コミでは?
- ドリンク剤よりも手軽
- ダル重が解消してスッキリ!
- 肩こりと疲れに期待したけれど、効果は気分的なレベル
- 臭いがイヤなので飲みにくい
- 気分が悪くなってめまいが・・・
体質によって効果はずいぶんバラツキがあるようです。
気分的レベルも入れると、6~7割くらいの口コミで効果アリとしていました。
即効性は、カフェインなどが入っているドリンクの方があるイメージですね。
1割くらいの人は”リピなし”、”効果無し”、”体に合わない”という反応でした。
深田恭子さんのアリナミンAのCM
武田薬品開発のフルスルチアミン
アリナミンシリーズのビタミン剤には、武田薬品が開発したフルスルチアミンが配合されています。
働きとしてはビタミンB1を効率よく利用出来る成分です。
一般的な食品から摂取したビタミンB1では、効率がよくないので、腸管から吸収されて神経や筋肉でビタミンB1に復元されるフルスルチアミンを使うことで効果を高めているのです。
アリナミンシリーズの違いは?
フルスルチアミンを使った疲労回復に効果のある『アリナミン』シリーズは、錠剤が5種類、ドリンクが7種類出ています。
フルスルチアミンが多いのは?
アリナミンの主力成分フルスルチアミンはアリナミンAで一日最大服用量中109.16㎎。
ほかの錠剤タイプのEXゴールド、EXプラス、アリナミンA50にも同じ量が含まれています。
ドリンクでは、多くて10mgですから、しっかり摂るには錠剤がいいと言うことになります。
パントテン酸カルシウムが入っているのは?
パントテン酸カルシウムは、糖質・脂質・タンパク質の代謝に関係していています。
このため、抗ストレス、髪の健康、皮膚の健康に欠かせません。
アリナミンAとアリアミンEXプラスに配合されています。
ビタミンB2が多いのは?
赤血球を生成するのに欠かせないビタミンB12は、腰痛や肩こりにも有効です。
アリナミンEXプラスにはmアリナミンAの25倍ものパントテン酸カルシウムが含まれています。
目・肩・腰に救けが欲しい人は、迷わずアリナミンEXという事ですね。
ビタミンB6が多いのは?
ビタミンB6はたんぱく質の代謝に関わります。
アリナミンEXでは、アリナミンAの5倍もの量が含まれています。
アリナミンAの進化形がEXという事になりそうですね。
EXプラスと、EXゴールドでは、より新しい、効果的に働くビタミンB群を採用しています。
米ぬかの成分、ガンマーオリザノールは、自律神経を整える、美肌効果、更年期症状を緩和、血中脂質の改善といった効果が知られており、EXプラスと、EXゴールドにも配合されています。
その分価格も高め。
普段使いには、アリナミンAが定番品と言うことですね。
まとめ
アリナミンAは重篤な副作用の頻度は低いけれど、ゼロではない!
アナフィラキシーショックや、吐き気、胃部不快感やめまいの例があるようです。
大量に摂取すると、にんにくたんぱくへのアレルギー発症のリスクが高くなります。
”ビタミン剤だから”と安易に長期服用するのはやめましょう。
調べて見て、アリナミンAを飲んで快調になったとする口コミも多かったのですが、ドリンク剤のような即効性を感じにくく、体質によって合わないという声も多く見られました。
アリナミンAに頼りすぎないように、コントロールして行くことが大切なのですね。