最近、朝起きると喉が痛いです。
「熱が出たら困るな」、「風邪ひいたかな」なんて、焦ってしまいますね。
でも、意外と熱も出ないし、喉の痛みを我慢して食事をした後は、良くなっていたりする・・・気になって調べて見たら、口呼吸が原因になっていると思い当たりました。
朝起きると喉が痛い・・・そんなときのための対処法をまとめていきましょう。
喉の痛みをすぐになんとかしたい方はこちらの記事からどうぞ⇒
口呼吸の喉の痛みを予防するには?
鼻炎をケアする
アレルギー性鼻炎などで鼻づまりがあると、口呼吸になってしまいます。
鼻から息を吸い込んでいるときには、乾燥した冷たい空気が直接喉の奥に入ってしまうことがありません。
ところが、寝ている間に口呼吸をしている場合は、喉が乾燥して炎症を起こしやすくなります。
喉の症状だけを治すのでなく、鼻炎もケアする事がポイントです。
市販の風邪薬に頼らずに、耳鼻咽喉科で処方の、アレルギー性鼻炎の薬を服用することで、朝の喉の痛みを感じる回数が減らせます。
マスクをして乾燥を予防する
どうしても口呼吸になってしまう場合には、マスクをして寝るのがオススメです。
口と鼻を覆うことで、マスクとの間の湿度を保つ事が出来ます。
濡れマスクのように、湿ったパッドを挟んで使えるようになっていると、さらに効果的です。
喉の粘膜が乾燥すると、感染症にかかるリスクも高くなりますから、是非、保湿に気をつけたいですね。
「あいうべ」体操する
普段も口呼吸になってしまう場合、「あいうべ」を言うことで口の周りの筋肉を鍛えるのが有効です。
- 口を大きく開けて「あ」
- 横に口角をひいて「い」
- 唇を突き出して「う」
- 舌を出して「べ」
1日10セットくらい行うと、口をしっかり閉じることが出来る様になるので、自然に鼻呼吸出来る様になります。
「あいうべ」体操のやり方をこちらの動画で紹介しています。
お湯の入ったカップを枕元におく
湿度を上げるには加湿がベストですが、気軽に加湿するなら、お湯の入ったカップを枕元におくだけでも喉がラクになります。
サイドテーブルなど、安定したひっくり返す心配のない場所を選んでくださいね。
ティートゥリーなどのハーブの精油を2~3滴垂らすのがオススメです。
加湿器が用意出来ないときには、とりあえず、カップを枕元においてみましょう。
洗濯もの、濡れタオルを干す
部屋に濡れた洗濯物を干す、濡らして絞ったタオルを干すと湿度を上げるのに役立ちます。
冬はもともと湿度が低い上に、暖房でさらに乾燥が進みます。
暖房を使っている時には、夜に洗濯をして干すと、朝には乾いているほどだという時も多いですね。
寝るときに湿度を保つ工夫を欠かさないことで、喉の痛みを防ぐ事が出来ます。
風邪薬以外で喉の痛みをやわらげる
喉のマッサージで喉の痛みをやわらげる方法があります。
朝起きて喉がいたい場合には、喉をやさしくさすって温めると痛みがやわらぎます。
風邪症状で喉が痛む場合にも、喉を温めることで回復が早まるので手をあてて温めたり、タオルやスカーフを巻くと良いですね。
喉の痛みをマッサージでやわらげるには・・・
まとめ
朝起きて喉が痛いとき、口呼吸になっていないかチェックして、改善していきましょう。
口呼吸を改善できると、朝起きて喉が痛くなることが少なくなります。
口呼吸をしていると、冷たい乾いた空気が直接喉に届いてしまうので、喉が痛くなりやすいのです。
朝食も摂りにくくなってしまいますし、体力を奪われてそのまま風邪症状になってしまうこともあります。
朝起きて喉が痛いときが続く場合には、早めに対策しておきたいですね。