脂肪燃焼効果や免疫力を高めてくれるため、ダイエットや病気予防に効果的と話題のココナッツオイル。
天然成分のオイルとして直接肌や髪に塗ることもでき、美容効果も期待できるのです!
今回はそんな万能すぎるココナッツオイルの使い方をまとめました。
体の内側から効果を実感!「食べる」使い方編
ダイエットのために脂肪燃焼効果を期待したいなら、ココナッツオイルを食べて使う方法がおすすめです。
でもオイルをそのまま食べるというのは習慣化しにくいですよね。
ここでは普段の食生活に取り入れられるココナッツオイルの食べ方をご紹介します。
温かい飲み物に入れる
いつも飲んでいるコーヒー、紅茶などにココナッツオイルを少量溶かすだけ!
ほのかにココナッツのフレーバーを楽しめます。
ホットミルクやホットココアなどにも合うので自分の好きな飲み物で試してみてください。
ただしココナッツオイルは25度以下で固まってしまうため、冷たい飲み物に入れることはおすすめしません。
パンに塗る
パンを食べるときはバターやマーガリンを塗る人も多いですよね。
そのバターやマーガリンをココナッツオイルに置き換えればヘルシーに。
クラッカーに塗る
パンだけではなく、ココナッツオイルはクラッカーとも相性が良いです。
ちょっと小腹がすいたときや、お酒のおつまみとして食べるのもいいですね。
ヨーグルトにかける
ヨーグルトを食べる習慣がある人は、ヨーグルトにかけてもおいしく摂取できます。
揚げ油に使う
ココナッツオイルなら通常のサラダ油などに比べて太りにくいため、揚げ物に使用しても罪悪感がありません。
また温度が低くなると固まる性質から、時間がたってもさくさくの食感を楽しむことができます。
ドレッシングとして使う
ココナッツオイルに酢・塩・こしょうを混ぜるだけでヘルシーな自家製ドレッシングができあがります。
お菓子作りに使う
お菓子を作るとき、バターの代わりにココナッツオイルを使います。
ほのかに甘いココナッツの香りがお菓子作りにぴったりですよ。
お味噌汁やスープに入れる
温かいコーヒーや紅茶を普段あまり飲まない場合などは、お味噌汁やスープに入れてみるのもおすすめです。
ごはんを炊くときに使う
意外な使い方かもしれませんが、ごはんを炊くときにココナッツオイルを加えると、ココナッツオイルの成分がお米のでんぷん質を変える働きをするため、カロリーを約半分にカットできるそうです!
スムージーに入れる
健康意識が高い人などはスムージーを飲むことを習慣化している人もいますよね。
いつも作っているスムージーの具材にココナッツオイルを適量入れるだけでOK。
ミキサーが混ぜてくれるので、スムージーが温かくなくても大丈夫です。
料理に使う
炒めものをするときに使う油をココナッツオイルに置き換えることもできます。
料理をする習慣がある人は取り入れやすい使い方でしょう。
直接つけて全身ケア!「塗る」使い方編
高い保湿効果があるココナッツオイルは顔や体をはじめ、髪の毛にも使える万能オイルです!
美容に嬉しい使い方をご紹介します。
保湿剤として使う
顔や体に保湿目的で使うオイルはたくさんありますが、ココナッツオイルも同じように使用できます。
塗ったあとベタつかないのが嬉しいポイントです。
ブースターとして使う
ココナッツオイルはブースター(化粧水の前につける導入美容液)としても優秀です。
洗顔後、化粧水の前に適量をなじませるだけでモチモチ肌が手に入ります!
高級な美容液もいいですが、ぜひ一度試してみてください。
メイク落としとして使う
市販のオイル系クレンジングと同様に、ココナッツオイルでもメイクが落とせます。
天然成分が肌の汚れを優しく落としてくれます。
唇ケアに使う
かさつきがちな唇もココナッツオイルを塗るとプルプルに生まれ変わります!
ココナッツオイル入りのドリンクを飲む際に、唇にオイルが触れるだけでも同じ効果が得られるそうです。
マッサージに使う
マッサージのすべりを良くするオイルとしてココナッツオイルを使ってみましょう。
ココナッツの香りには癒し効果がある上に、保湿効果やむくみ改善なども期待できますよ。
バスオイルとして使う
湯船にココナッツオイルを入れるだけで、バスオイル代わりになります。
部分的に集中してココナッツオイルを塗るのも効果的ですが、乾燥が広範囲だったり、全身潤いたい場合は手軽に高い効果を得られるのでおすすめです。
甘い香りにリラックスすることもできますよ。
スクラブとして使う
角質のゴワつきが気になるときはスクラブがよく効きます。
ココナッツオイルと塩や砂糖を混ぜるだけで簡単にお手製スクラブができてしまうのです。
天然成分だけなので、敏感肌の方にも安心です。
ヘアケアに使う
高い保湿効果のあるココナッツオイルは肌だけでなく、髪の毛にも潤いをもたらしてくれます。
シャンプー後にトリートメント代わりに使ってもよし、傷みが気になるときはココナッツオイルでヘアパックをしてもよし。
きっと効果を実感できるはずです。
頭皮ケアに使う
ヘアケア効果をさらに高めたいのなら、髪が生えてくる元である頭皮ケアも重要です。
シャンプー前にココナッツオイルを頭皮につけてマッサージをすることで、毛細血管の血行を良くして健康な髪を育むとともに、毛穴の汚れも落としやすくなります。
日焼け止めとして使う
ココナッツオイルには紫外線をカットする効果もあります。
ただしそれほど強力ではないので、帽子や日傘も併用した方が良いでしょう。
妊娠線予防に使う
妊娠しておなかが大きくなってくると、皮膚が引っ張られることで肌に線のような跡が残ってしまうことがあります。
妊娠初期からこまめに保湿を心がけることで予防できるので、高い保湿効果のあるココナッツオイルはここでも活躍してくれることでしょう。
病気予防や免疫力アップも!「気になる症状別」使い方編
ダイエットや保湿効果だけでなく、さまざまな症状にも対応できるのがココナッツオイルのすごいところ。
それぞれの症状別の使い方をまとめました。
免疫力アップ&デトックス効果!オイルプリング(うがい)に使う
口の中には虫歯や歯周病の原因となる菌をはじめ、様々な病気の原因となる細菌も潜んでいます。
ココナッツオイルを15~20分ほど口に含んで吐き出すうがいをすることで、その細菌を除去することができ、免疫力アップにつながるそうです。この殺菌効果は便秘解消などものデトックス効果も期待できます。
もちろん虫歯予防や口臭予防にも効果的です。
アトピーの症状軽減に使う
アトピー性皮膚炎による炎症やかゆみを軽減してくれる効果をココナッツオイルは持っています。
炎症やかゆみは皮膚の乾燥が原因のこともあるので、気になる部分に塗り続けるうちにココナッツオイルの保湿成分も症状を和らげてくれるのです。
抗炎症作用・殺菌作用が効く!ニキビ対策に使う
かつて南国の人々は傷口に塗って治していたと言われるほど、ココナッツオイルには高い抗炎症作用・殺菌作用があります。
そのため、毎日の洗顔後のケアにココナッツオイルを塗ることを取り入れると、ニキビの原因となる菌を死滅させることができ、ニキビ対策ができるのです。
虫よけ・虫刺され後のかゆみ止めとして使う
ココナッツの原産地の南国では、現地の人が虫よけや虫さされによるかゆみ止めにココナッツオイルを使うことがあるようです。
ココナッツオイルには皮膚の炎症を抑える効果もあるので、それがかゆみに効くのでしょう。
肝臓病対策に使う
ココナッツオイルには「中鎖脂肪酸」が豊富に含まれています。
この中鎖脂肪酸が脂肪肝の原因となる脂肪の蓄積をおさえたり、肝炎を引き起こすウイルスを撃退してくれるのです。
体内で効果を発揮するため、食事に取り入れるのがおすすめです。
認知症対策に使う
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸が、脳の活動をサポートしてくれる「ケトン体」を作り出してくれます。
このケトン体が認知症によって損なわれた脳機能の改善に効果があるとして、注目されています。
認知症対策として使用するのであれば、ココナッツオイル大さじ1杯を1日3回摂取すると良いそうなので、食事や飲み物を利用して取り入れてみましょう。
まとめ
ココナッツオイルひとつあれば、さまざまなトラブルを解決できそうですね。
なにごとも効果を実感するには継続することが大切です。
今回ご紹介した中から続けやすい使い方をぜひ試してみてくださいね。