花粉症やアレルギー性鼻炎での鼻水
でも、症状が悪化すると、ねばねば
した鼻水になります。
ねばねばした鼻水は風邪でよく起こり
ますが、鼻炎でもねばねばした鼻水が
出てくる事もあるのです。
たかが鼻炎とは考えずに、種類や起こる
メカニズムを知ることで症状を和らげて
いきましょう。
こんなにある!鼻炎の種類!
鼻炎と言えば、風邪や花粉症、アレルギー
性鼻炎がありますが、原因は様々で
色んなものがあります。
ねばねばしているから風邪とは
言い切れないので、鼻炎の種類と
メカニズム、その対処を詳しく
紹介します。
アレルギー性鼻炎
花粉症を含めて、色んな原因により
起こります。
季節性のものは花粉症と呼ばれ、スギを
代表としますが雑草で花粉症を起こす
人も多くなりました。
ハウスダストやカビ、ペットの毛や
皮膚でもアレルギー性鼻炎になります。
鼻水は透明でサラサラしているのが
通常ですが、酷くなるとねばねばした
鼻水が出てきますので注意しましょう。
血管運動性鼻炎
特にアレルゲンがないのに、鼻炎と
同じように鼻水が止まらなくなります。
温度差で起こることが多いようですが、
公害やタバコの煙り、寝不足やストレスに
より鼻水が止まらなくなります。
水っぽいものからねばねばしたもの
まで、体調によっても鼻水が変化
します。
萎縮性鼻炎
慢性化した鼻炎で、鼻の粘膜にある
線毛細胞の機能が低下して、粘膜が
薄くなったり固くなることで鼻の中が
常に乾燥した状態になっています。
薬剤性鼻炎
花粉症で点鼻薬を使いすぎた為に
鼻づまりが酷くなります。
辛い鼻水は点鼻薬が有効ですが、
使いすぎて粘膜の血管が広がり
腫れてしまうのが原因です。
急性鼻炎や慢性鼻炎
風邪による鼻水はねばねばしている
ので、つい鼻をかみすぎたり点鼻薬
を使いますが、
炎症を起こすとウィルスは無くなっても
ねばねばした鼻水が残ります。
悪化すると後鼻漏となり痰が絡んで
苦しくなります。
鼻炎はくしゃみ・鼻水・鼻づまり
典型的な症状として、ウィルスや
アレルゲンが入り込むと、くしゃみ
でそれを出そうとします。
その後には鼻水がどんどん出るように
なり、ねばねばした鼻水、粘膜の乾燥や
炎症で鼻づまりを起こします。
鼻水がねばねばしてくると、鼻が詰まり
やすくなり喉へと落ちていきます。
後鼻漏になると痰が絡んだり、喉に
張り付いて気持ち悪くなります。
早くに治療をすることや、長引かせな
い事がとても大切です。
副鼻腔炎
ねばねばした鼻水は、副鼻腔炎でも
起こります。
慢性化すると、透明でねばねばした
鼻水がでるので、風邪から起こして
しまったのであれば、薬でしっかり
治してしまいましょう。
鼻炎をやわらげて、ねばねば鼻水を撃退!
ねばねばした鼻水が中々止まらない、
治らないのは症状が悪化している
証拠です。
色が透明になってもウィルスはまだ、
体に潜伏しています。
疲労を溜めたり乾燥した部屋にいると
鼻が炎症を酷くして治りが遅くなります。
適度な湿度を保つことや、入浴で鼻の
通りを良くするなど工夫をしましょう。
睡眠とストレス解消
薬を飲んでも、ねばねばした鼻水が
止まらないのは体の免疫力が落ちて
いるからです。
鼻炎は疲労やストレスで症状が良く
なったり悪化するので、睡眠を取れる
時間はしっかりと作りましょう。
早く治すためには、食事の栄養も考え
ます。
栄養を摂って休めば、自然にねばねばした
鼻水も治まり楽になります。
風邪による鼻炎もアレルギー性鼻炎も
体が元気であれば症状も楽になりますよ。
まとめ
アレルギー性鼻炎や風邪による鼻水は
原因であるものを取り去れば、ある
程度は治まります。
殺菌すればウィルス自体は体から
排出されますが、抵抗力がない場合
にはいつまでもねばねばした鼻水
だけが残ります。
鼻水を解消するのは簡単ですが、
ねばねばした鼻水を無くすには
体を休めて鼻の機能を元気にする
のが一番なのです。