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胃が重い原因はなに?考えられる病気は?

胃が重いと気分もどんよりしてきますね。

暴飲暴食の後だと、「やっぱり食べ過ぎだったか」と反省するのですが、思い当たることがなく胃が重いとなると、「何か病気のサインか?」と不安になってしまいます。

胃が重い原因には何があって、考えられる病気にはどんなものがあるのかまとめていきましょう。

胃が重くなるのはどんなとき?

胃が重くなるときには、消化物が長くとどまっていてスッキリしない場合や、慢性的な胃炎で消化不良を起こしやすくなっていることが予想されます。

胃アトニー・胃下垂

胃アトニーとは、胃下垂で胃にたるみが生じて食べ物がスムーズに流れていかない状態です。

病気として治療するものではありませんが、お腹が張りやすかったり、胃が重いと感じることが多いのがつらいですね。

消化促進剤を処方したり、腹筋を鍛える、良い姿勢を保つなど生活習慣の改善で胃の運動を妨げないようにしていきます。

 

胃下垂の解説はコチラ!

慢性胃炎

ストレスによる自己消化、刺激物などで慢性的に炎症を起こしてしまう事があります。

胃の不調があるため、消化能力が低下して、いつも胃が重たい感じになります。

胃粘膜にある胃腺が萎縮して、胃液の酸度が低下してしまう慢性胃炎は、80%がピロリ菌保菌者というデータがあります。

 

胃の運動機能が低下している

加齢やストレスで胃の運動機能が低下してくると、胃が重たいと感じることが増えてきます。

デスクワークの場合や、子育てを一段落した専業主婦では、過食や運動不足が心配されます。

食べ過ぎを避けて適度な運動を取り入れるようにして見ましょう。

 

食べ過ぎ

消化出来る能力を超えて食べ物がたまってしまうとスムーズに食べた物が流れていかないので重くるしく感じます。

特に就寝前に消化に時間がかかる肉類や脂っこい食べ物を食べると、胃の中に残りやすく胃が重いという感覚になるのです。

 

胃がん

胃が重い症状が続く時に胃がんの心配はないのでしょうか。

意外にも胃がんの初期症状は自覚出来ない事も多いと言います。

ただ、慢性的に胃が重い、ムカつくといった症状が思い当たる原因がないのに続くというときには検査を受けておきましょう。

胃から出血している場合には、貧血症状や便が黒いといった症状が出ます。

食欲がない、ふらつく、倦怠感がある、吐き気やゲップといった症状が当てはまるなら要注意です。

 

消化の良い食べ物はコチラの記事で紹介しています!

⇒胃が痛い時の食べ物はどうしたらいい?消化の良いものランキング

胃が重い時の対処法は?

胃のあたりをさする・腹式呼吸

手の平でゆっくりと円を描くようにさすると、停滞気味の消化物が流れやすくなるので、胃の重さがラクになります。

ゆっくりと横隔膜を広げるイメージで腹式呼吸するのも良いですね。

 

ツボ押し

内関(ないかん)は消化器系の不調に効果的なツボです。

手のひらを見て、手首のシワ中央から、指三本ヒジ側にとります。

 

お風呂でリラックス

体を温めてリラックスする事で胃の重苦しさが改善する事があります。

 

胃薬を使う

消化不良の症状・・・消化酵素、生薬成分の胃薬

胃酸過多・・・H2ブロッカータイプ

胃の運動低下・・・消化管運動調整成分

症状のタイプに合った胃薬を選ぶのがポイントになります。

 

まとめ

消化不良、胃の機能が低下すると胃が重くなる!

ストレスがあると無意識に食べ物をつまんでいてついつい食べ過ぎてしまうという事があります。

就寝前に食べ物を食べて消化不良を起こした場合胃が重くなってしまいます。

姿勢が良くない、胃下垂といった場合にも消化不良をおこしやすいので気をつけてみましょう。

胃アトニー胃下垂を指摘された場合には、少量ずつ小分けに食べることと、姿勢良くすることを意識すると良いですね。

ただ、慢性的にいつも胃が重い、倦怠感やふらつきがあわせて起こる場合には、消化器科で検査を受けて見る事をおすすめします。

 

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