インフルエンザの判定は粘膜から、
インフルエンザウィルスが発見
されるか否かを病院で調べます。
予防はしていても、繁殖率が高い
インフルエンザは、どこからか感染
してしまうもの。
ましてや会社や学校で流行るとあっと
いう間に広がります。
急な発熱と倦怠感はインフルエンザの
特徴でもあるので流行シーズンには
素早い検査が必要です。
今回はインフルエンザ検査のタイミング
や判定時間についてお話ししていきましょう。
間違えやすい風邪とインフルエンザの違い
風邪の場合には、幼児や高齢者になると
肺炎を起こすので、これも注意が必要。
インフルエンザの場合には、誰もが合併症
の危険性があるので要注意です。
風邪の薬とは異なるインフルエンザ
風邪は解熱剤を使ったり、咳止めや
鼻水を抑える薬で改善しますが、
インフルエンザはウィルスの増殖を
抑えて自然治癒させるのが目的です。
似たように思いますが、薬の種類や効き方
も異なるので、市販の風邪薬では治らない
ことを頭に入れておきましょう。
風邪の症状
風邪は病原体が決まっておらず、体力が
落ちたり急激な気温の変化や疲労から
症状が現れます。
喉や鼻水など部分的に痛みが現れたり、
時には発熱や寒気もありますが
『調子が悪いな・・・』と予め何らかの
予兆があるのも特徴の1つですね。
インフルエンザ症状
インフルエンザウィルスが体内に入る事で、
短期間の潜伏からウィルスが異常に繁殖し
突然発熱してしまいます。
発熱と全身の痛みや倦怠感に筋肉痛が
特徴的で、幼児は脱水症状や痙攣、急性
脳炎の合併症が恐ろしく、高齢者は肺炎で
命を落とすこともあります。
この症状の違いをしっかりと把握して
『これはインフルエンザだ』と感じたら
直ぐに病院で検査を行い治療を始めましょう。
インフルエンザの検査について
インフルエンザは2次感染が非常に懸念
されますから、必ずウィルスの増殖を
抑えなくてはいけません。
暫くは外出も出来ませんが『そろそろ
良いだろう』との甘い気持ちは社会の
迷惑になるので、しっかりとウィルスを
排出してから会社や学校に出向いてください。
インフルエンザ検査方法
検査はあまり気持ちが良いものではない
のですが、鼻や喉の粘膜に綿棒を差し込み
ウイルスを検出します。
約15分から20分で陽性か陰性か判断され、
陽性であればタミフルの処方と外出禁止が
医師から告げられます。
どのタイミングで検査を受けるか
インフルエンザの判定は、検査を受ける
タイミングにより異なります。
インフルエンザは発症してから12時間後
でないと結果に現れずに、判断がしにくい
のです。
朝や昼に発熱や全身の倦怠感に教われた
とすれば、翌日の朝一番となります。
夕方なら翌日の昼頃に検査をすれば確実に
陰性か陽性かの判断がつくのです。
インフルエンザウィルスは感染して8時間には
100個に増えますが、体内の免疫力が強いと
これらは死滅します。
16時間に1万個に達するスピードとなれば、
確実に体に異変が起こりますので検査を
すれば判定ができるのです。
残念ですが、発熱して直ぐに検査をしても
インフルエンザウィルスが少ないので、
反応が判定できないと言われています。
抗インフルエンザ薬は、発症してから
48時間以内に投与すれば効果が現れ
ますから、発症して翌日に検査をしても
遅すぎる事はありません。
だいたい症状と熱で、インフルエンザ
検査を勧められますから『いつから
症状が現れたのか』『どんな症状なのか』
を記録しておきましょう。
まとめ
検査の費用は保険対象ですから、
約2000円程度で受けることが
出来ます。
それに抗インフルエンザ薬を入れると、
5000円にはなりますが、2次感染被害を
出さない為にも症状が現れたら12時間後
に診察をうけて検査を行いましょう。
シーズンになったら、疲労を溜めない事や
予防も忘れずに!