目の痛みは、眼精疲労や副鼻腔炎、
風邪等の要因から起きるものです。
インフルエンザは発熱や関節の痛みが
現れますが、種類により目の痛みが
現れる事があります。
目が痛むからインフルエンザと言う
わけではありませんが、ただでさえ
辛いのに目まで痛くなると最悪ですよね。
どうしてインフルエンザで目が痛く
なるのか、その関係についてお話を
しましょう。
インフルエンザが原因で目が痛くなる?
インフルエンザの典型的な症状は、
関節の痛みと発熱 です。
インフルエンザは抵抗力が弱り、
免疫力が低下すると繁殖しあっと
いう間に高熱が出てしまいます。
インフルエンザにはA型とB型が
あるのですが、B型インフルエンザは
高熱が出ずに微熱が続いたり、
風邪のように倦怠感が長く咳や
鼻水がA型よりも多く続きます。
風邪と区別しにくいB型インフルエンザ
A型よりもB型の方が風邪に症状が
似ているので
『風邪薬を飲んでも治らない』
『長引く』と感じる人が多いです。
B型はA型が一段落した頃に流行りやすく
高熱が中々引くこともなく微熱が
だらだらと長いので、体に負担が掛かり
やすいようです。
抗インフルエンザ薬を飲んでも、
ウィルスが排出されるのが遅いので
『感染している事に気づきにくい』
事が悪化させる原因とも言えるでしょう。
目はどうして痛くなるの?
目の回りにも薄い筋肉があったり毛細血管が
取り巻いています。
パソコンやスマホを長時間すると目が
痛くなるのは、同じ体勢でいることで
筋肉が固くなり、
血行が悪くなるので目に血液が流れ
にくくなってしまうのが原因です。
疲労による血行障害と言っても
良いでしょう。
副鼻腔炎による痛み
風邪やインフルエンザは、鼻の
粘膜からもウィルスが侵入します。
そうなると鼻水がウィルスを
排出しようとするので、鼻水が
酷く出るようになるのです。
B型のインフルエンザでは、この
副鼻腔炎を起こしやすくなるので、
鼻水が多く血管が突発的に拡張す
る為に、目の奥が痛くなってしま
うのです。
A型よりB型の方が長く症状が続く
ために、鼻水も止まらず
『かんで刺激すると目が痛くなる』
と思ってください。
目は脳に近いので痛みも感じやすい
目は脳に直結している事や、鼻と
繋がっている事から、痛みも強く
感じやすい場所になります。
頭痛により眼窩神経が痛みを
感じるようになりますから、
熱が下がり頭痛が治まると
目の痛みも自然に治まります。
頭痛を抑える事が先ずは大切ですね。
副鼻腔炎が原因
インフルエンザで副鼻腔炎を起こすと、
黄色い鼻水がどんどん出てきます。
鼻水が喉に流れると、今度は痰になり
ゴボゴボした咳になります。
炎症が治まると自然に副鼻腔炎も
治まるので、薬を飲んで体を休める・
目を使わない事も大切ですね。
辛い目の痛みは冷やして抑える
炎症が酷いインフルエンザの場合には、
目を冷やすのではなく頭を冷やして
熱を下げるのが大切です。
そしてテレビなどは避けて、目を瞑り
眠ることも症状を和らげていきます。
現代人は、パソコンやスマホ、携帯
ゲームで慢性的な眼精疲労を起こして
いるので、インフルエンザが引き金
になり目の痛みが強く出ている事も
考えられます。
発熱している間は、目を休ませて
あげるのも症状を軽くする為に
やっておきたいですね。
首の後ろを冷やすと頭痛も和らいで
いきますので、氷枕でしっかり
冷やしておきましょう。
まとめ
インフルエンザのB型はA型よりも
長期的に症状が残るので、中々
スッキリしません。
どちらに感染しても、目の痛みは
現れてしまうのできちんと休養を
とり早く回復するようにしていき
ましょう。
あまり痛みが続くようであれば、
一度診察を受けてみるのも解決方法
になります。
インフルエンザでは、一般的に言われる
症状の他に、下痢や胃痛を起こす人も
います。
ウイルスにより、弱いところに熱が回って
しまうこともあるので、安静にして早く
改善していきましょう。