インフルエンザの予防接種に行くと
暫くは診察室で待たされる事になります。
接種後30分は安静にして、副反応が
出ないかを確認する為です。
お風呂は良いようですが、運動は控える
ように注意されますね。
そうなると
『アルコールは飲めないの?』
と疑問にもなるはず。
インフルエンザだけでなく、
予防接種とアルコールの
関係性について今回は話を
進めましょう。
インフルエンザの予防接種前日の飲酒
病院によっては、予約を入れる
必要があります。
インフルエンザの予防接種は、年末に
向けてとなるので、お酒を飲む機会も
増えますね。
基本的には『過剰な飲酒』以外は、
予防接種を受ける事が出来ます。
アルコールの代謝は、人により差が
あるので、体調が悪いときに飲むと
翌日にもアルコールが残る事もある
でしょう。
アルコールが体内に明らかに残って
しまう、二日酔いの場合には
予防接種は見送られる事があります。
体調が悪いときには、どんな予防注射も
受けることは出来ませんから、出来れば
控えるか適度な飲酒が望ましいでしょう。
インフルエンザ予防接種当日の飲酒について
インフルエンザワクチンが体内に入ると、
抗体を作る為に、無理な運動をすると
発熱したり調子を崩しやすくなります。
副反応は24時間内に発症するので、
接種後の飲酒は控えた方が良さそう
です。
飲むなとは言いませんが、体調が悪く
なるのでは意味がありませんよね。
ガイドラインでは
『激しい運動や大量な飲酒は避けましょう』
とあるので
『たしなみ程度なら問題ない』
と言うことになります。
アルコールを摂取することで、
ワクチン効果が無くなるものでは
ありませんから、適度な飲酒は
問題は無いようです。
大量な飲酒は何故良くないのか
アルコールは血液の循環が活発になる
ので、適量であればワクチンも特に
問題はありませんし、体にしっかりと
運び込まれるので効果も、めざましい
ようですが、
飲酒は肝臓に負担を掛けてしまうので
免疫力が低下します。
この事が体調を崩す原因となり副反応が
現れる可能性を高くしてしまいます。
コップに1杯程度なら問題は無いよう
ですから、それが我慢出来ないなら
飲酒を控える事も大切でしょう。
アルコールを飲みすぎると何が起こる?
インフルエンザによる副反応は
・各所の痛みや腫れ
・発熱
・頭痛
・倦怠感や湿疹
があります。
アルコールを摂取するしないに限らず、
10%から20%の確率ですから、飲酒に
より副反応が強くなる事も考えられます。
飲酒後に副反応が出た場合には、安静
にして診察を受けましょう。
アルコールの分解時間について
インフルエンザ前や当日にアルコールを
飲むのであれば、どれくらいで分解する
かも知っておきたいですね。
飲んだ分、分解には時間が掛かります。
缶ビール350mlを1本飲むと、約2時間
分解に時間が掛かります。
あくまでも平均的なものですから、
人にもよりますが、分解されても
血液中にはアルコールが残っています。
軽く飲んでも翌日にもアルコールは
残ります。
そう考えると、飲めば飲むほどに
血中のアルコール濃度は、高く
分解しにくくなります。
ワクチンは体にとっては異物の1つ
ですから、アルコールに反応しない
とは言いきれません。
アルコールを毎晩楽しみにしている
人もいるでしょうし、ストレス解消
にも軽くなら問題はないと思います。
あくまでも任意となっているので、
飲んではいけないとは言いませんが、
出来るだけ控えた方が良いと思い
ますよ。
まとめ
注射をすると腕が少し重くなりますし
、痛みも感じます。
アルコールを飲むと、それが軽く
なるのでついつい飲みすぎてしまう
ことも・・・。
そうならないように、缶ビール1本
程度にしておくのが一番良さそう
ですね。
どうしても断れないような席でも、
きちんと理由を言って早めに切り
上げてください。