例年10月から12月にインフルエンザ
ワクチンの接種が始まります。
流行するのは、12月下旬から3月
辺りになりますが、2015年は例年
よりも早くに流行するとも言われて
います。
年末年始は、社会人にとっては仕事
もイベントも目白押し、受験生には
正念場ですから出来る限り予防に力
を入れたいものです。
インフルエンザの予防接種期間が
2ヶ月となると、ワクチンの有効期限
や接種の時期もスケジュールに合わせて
受けておきたいもの。
今回はインフルエンザワクチンの
接種について有効期限や接種時期
など、まとめてみました。
ワクチン接種がまだの人も、読んで
参考にしてください。
2015年のインフルエンザワクチンは高くなった!
今まではA型2種、B型1種の混合ワクチン
でしたが、今期はA型2種、B型2種とワク
チンの成分が変わりました。
この事から、3000円のワクチンが3750円
(平均価格)と1.5倍になっています。
国内では4つのワクチン製造元がありますが、
原材料の高騰から今期はとうとう値上げに
踏みきったようです。
インフルエンザワクチンは効かない?!
ワクチンが効かないのではないかと
言った話も出ていますが、これに
関しては解釈の違いから混乱が生じて
「高いなら打たなくても良い」と
考える人もいるようです。
インフルエンザが流行する季節には
体調も崩しやすいですから、風邪を
こじらせて肺炎になる人もいます。
また、インフルエンザに感染して
皆が発熱したり関節痛が出るわけ
ではないので「検査をしなければ
判断がつかない」事もあります。
風邪と間違えやすい
冬場に何回も風邪を引いてしまい、
大したことなく終わったものも
インフルエンザである可能性は
捨てきれません。
免疫力があれば、感染してもインフル
エンザウィルスは繁殖せずに終わります。
インフルエンザ感染リスクを減らす為
にも、ワクチン接種は必要ですし、以前に
ワクチン接種した事で副作用が出てしまい
辛かった・苦しい思いをしたのであれば
ワクチン接種を控える判断もできます。
高齢者や持病があると予防の効果は少ない
ですが、重症化することは防げます。
ワクチンを打たずに重症化しても、
自立の免疫力と抗インフルエンザ薬
で治せる人は構いませんが、2次感染
を防ぎたい・寝込むわけにはいかない
環境にある人はやはり接種をした方が
良いと思います。
接種をするしないは、考え方にもより
ますし薬というのは「きちんとした量
を適切に」する事で予防と改善に役立
つものです。
ワクチン接種は自分の為だけではありません!!
ワクチンが本当に効果がないのであれば
世界中でインフルエンザワクチンを接種
しない方向にいくはずですし、沖縄では
夏と冬にインフルエンザが流行ります。
気候や環境にもよりますが、夏にはワク
チンがない為に多くの人が感染し、2次
感染が拡大する傾向も見られます。
一度流行ると止めるのが難しいインフル
エンザですから、ワクチンの接種はしか
るべきであるのではないでしょうか。
インフルエンザワクチンの有効期間について
保育所や小学校に通う幼児や子供が
インフルエンザに感染すれば、両親の
どちらかは仕事を休まなくてはなら
なくなります。
それだけでなく、辛い思いをさせな
い為にもワクチン接種は受けた方が
安全です。
特に乳幼児はインフルエンザワクチン
の効果がハッキリしない為に、親が
予防して持ち込まない事も大切です。
1歳以上13歳未満は2回ワクチンを
接種し、免疫力を高めてウィルスを
撃退する免疫を付けていきます。
子供の場合には、2回受けることで
ピークになる1月から2月に一番効果
の高い状態にできるわけです。
ワクチンの有効期間は接種後、2週間
から5ヶ月持続します。
逆算すれば、大人も子供も、11月中が
最適な接種期間と言えますね。
受験生の場合には、12月頭に接種
するとピーク時には、一番効果が
高く現れる事になります。
多少は個人差はあるものの、11月に
予防接種をすればピークを乗りきる
事ができますし、加えてマスクや
手洗いにうがいをしっかりする事
によりガードを高くする事もできる
のです。
まとめ
インフルエンザは本当にいきなり
やってきます。
私も正月にインフルエンザになって
しまい、大変な思いをしました。
やはりインフルエンザワクチン接種
をする事により、重症化を防げる確率
が少しでもあるなら「家族の為にも」
「2次感染予防」の為にも接種を
オススメします。