花粉症といえば、くしゃみや鼻水、目のかゆみが思い浮かびますが・・・
- 鼻づまりから口呼吸になり喉が乾燥する
- 花粉を吸い込んで喉についてしまう
といった事から喉の痛みが出る事も多いのです。
喉の痛みがあっても、37.0℃前半までの熱でしつこく続く喉の痛みは、花粉症やアレルギーが原因かもしれません。
そんな喉の痛みの対処法と、花粉症やアレルギーについてまとめていきましょう。
花粉症で喉が痛い時にやっておきたい5つのこと
その1
うがい
喉が痛い時にうがいは基本ですね。
- 喉を潤す
- 取り込んでしまった花粉(アレルゲン)を洗い流す
というのが目的なので、生理食塩水でも十分です。
喉の奥にねっとりとした痰が絡んでいるとそれだけでも不快で、飲み込む時に痛みを感じますよね。
鼻うがいのやり方の動画を紹介します。
その2
マスクをつける
喉を加湿するという目的+花粉を鼻や喉に侵入させない
やっぱりマスクが効果的です。
コレは、付け方がポイントですから、チェックしてくださいね。
- ワイヤー入りの部分を鼻にあわせて折り目をつける
- マスクの大きさや、耳のゴムが長すぎないようにサイズ選びをする
- 頬骨にしっかりフィットさせ、プリーツを開いてあごまでカバーする
スキマから花粉の侵入を許さないように、念入りにチェックしてつけましょう。
その3
レンコンを食べる
絞り汁が咳止めとしても知られるレンコンですが、日常的に食べるようにしたところ、花粉症のかたの6割が症状が軽くなったと感じたのです。
日本免疫学会の報告によると、1日40g毎日食べた結果、IgE抗体の生成が抑えられてヒスタミンの分泌が低下したというのです。
レンコンに含まれる『ムチン』、ビタミンCが関係していて、生でなくても効果が期待出来ます。
その4
シソドリンクを飲む
シソにはαリノレン酸が豊富でアレルギーを抑える力を持っています。
赤シソには、アントシアニンと、炎症を抑えるロズマリン酸が含まれています。
シソの枚数としては、1日に10枚程度といいますから、煮だしてジュースにしたものを飲むのが続けやすいですね。
<作り方>
- 赤シソの葉 400g
- 砂糖 1㎏
- 水2ℓ
- 米酢 500CC
赤シソの葉を水2ℓで煮だして、こした煮汁に、砂糖をいれて煮溶かします。
冷めたら、米酢を加えてかき混ぜます。
お酢を入れると色が鮮やかになり、味も酸味が加わってさわやかになります。
保存が利く原液を作っておけば、水や炭酸で割って気軽に飲めます。
その5
桔梗湯
喉の痛みにオススメの漢方薬です。
お湯で溶いてゆっくり喉にしみわたらせるように飲みます。
さすがお薬!民間療法よりも速やかに喉の痛みが取れていきます。
花粉症の喉の痛みは何が原因?
風邪の場合は、扁桃などのリンパが、感染したウィルスや細菌に抵抗して反応する事で炎症を起こします。
ところが、花粉症やアレルギーでは、こうした炎症ではなく、ヒスタミンが分泌されることで鼻水がでたり、粘膜が腫れたりするのです。
ヒスタミンが分泌されるのは、アレルギー反応によってIgE抗体が生成されてしまうからです。
たんぱく質に偏よらない、バランスの取れた食生活や、疲れやストレスをためない規則正しい健康的な生活が、悪化を食い止めると言われていますね。
まとめ
花粉症やアレルギーによる鼻水・鼻づまり・喉の痛みが出たら、5つの事を試して見ましょう
花粉症で喉の痛みが出るときは、花粉のシーズンのあいだ中、繰り返し痛みが出るのがつらいですね。
鼻炎が出ると、口呼吸になりやすいですから、起きている時はもちろん、朝起きたときの喉の痛みが強い事が多くなります。
抗アレルギー薬の処方を受けている方も多いと思いますが、花粉を防ぐ事と、アレルギー反応を抑える生活習慣がポイントになってきます。
マスクで花粉を防ぐ、レンコンや、シソを積極的に食べるといった事を試して見ましょう。
*5つめの漢方薬は、抗アレルギー薬の処方薬を飲んでいる場合には、主治医に相談してくださいね。