カラオケは、かなり喉に負担がかかっていることがありますね。
しっかり声を出さなきゃと頑張ってしまうと、喉に力が入ってしまいますし、力んで歌う事で喉を痛めやすくなってしまいます。
先日、わたしも歌いすぎて喉が痛くなってしまい、返事をするのも億劫になりました。
カラオケのあと、喉が痛くなってしまった時に早く回復させるには何をしたら良いのかまとめてみたいと思います。
喉に良い飲み物はこちらでも紹介しています
カラオケで喉が痛くなった時の対処法
マスク
何はともあれ保湿が一番です。
マスクをつけると口や鼻の周りの湿度が上がり乾燥しにくくなります。
濡れマスクなどを使うと、さらに効果的ですね。
かりん・ゆず茶
温かい飲み物を飲んで喉の血行を良くすると、喉の疲労回復に役立ちます。
かりんには、タンニンやベンズアルデヒドといった菌に対抗する力をアップさせる物質が含まれていて、喉に良い飲み物として知られています。
ゆずには、ビタミンC、ヘスペリジンが豊富で血流アップ、疲労回復に良いとされています。
エキナセアティー
ハーブの中でも免疫アップ効果が高いとして、風邪の季節にオススメのハーブです。
痛んだ喉の回復を早めるのに役立ちます。
クセがないので、紅茶やカモミールなどのハーブとブレンドしても飲みやすいです。
リコリス(甘草)
喉の痛みや咳に効く漢方薬としても知られています。
リコリス(甘草)に含まれるグリチルリチン酸は、喉の痛みを抑える薬や、風邪薬にも使われている成分です。
ただ、リコリス100%でハーブティーとして飲むにはクセが強く飲みにくいと感じる人も多いようです。
カラオケで喉を痛めないために知っておきたいこと
喉や声帯も筋肉である
カラオケによる声がれや喉の痛みは、筋肉疲労と同様の状態が起きています。
声帯や喉の周りの筋肉の使いすぎで炎症が起きたり、腫脹して痛みを感じているのです。
喉に急激に負担をかけない声の出し方を工夫する事で、喉の痛みや声がれを防ぐ事が出来ます。
息の量をコントロールする
大きな声を出すときに思い切り息を吐き出そうとしていませんか?
通る声は、しっかり響いている声である事が大切なので、喉の周りの筋肉が硬くなっていたり、無理にたくさんの空気を通すと負担がかかります。
口にぺらぺらの紙をくわえてブーッとならして遊んだことはありませんか?吹きすぎると上手く震えなくなってしまいますね。
喉が痛くならない人は、腹式呼吸で呼吸をコントロールしているのです。
いきなり大声を張り上げない
準備体操をしないで張り切ったパパが、こどもの運動会で靱帯断裂・・・なんて事故が時々起きます。
軽く準備体操をしてからだと血流が良くなって、筋肉がしなやかになるのと同じように、声をいきなり張り上げてと声帯を傷めないように準備運動をしましょう。
体を軽く動かしたり、全力の7割以下で声を出して血流を良くしてからうたう・・・つまり、発声練習してからうたうと喉が痛くなりにくいのですね。
声の出し方を工夫すると、喉が痛くなりにくいようですね。
歌い方レクチャー参考動画はこちら
まとめ
いきなり全力で歌わない、喉が痛くなったら保湿と睡眠で回復を早めよう!
歌いすぎて喉が痛くなってしまったときには、喉にいい温かい飲み物を飲んで、睡眠をしっかり取ることが大切です。
”体の疲れが声に出る”なんて言うくらい、寝不足は声がれの原因になります。
体の快復力を高めるには、栄養のあるものを食べてしっかり眠る事が一番なんですね。
それから、いつも喉が痛くなってしまうという場合には、歌い方を変えて見ることも必要です。
あごの上げ下げや、息の量など工夫しながら、歌い方を研究すると喉が痛くなる事が減って行きます。