風邪はウィルスにより感染、細菌性の
ものは少ないようです。
ウィルスはどんどん進化しているので
、体に免疫が出来ても次のウィルスに
感染するので堂々巡り。
風邪はウィルスにより、他人にうつる
まで期間が異なります。
短時間で感染し症状が出るものから、
長期に潜伏するものまで、どんな
ウィルスがどのくらいで、うつって
しまうのでしょうか。
一般的な風邪の場合
喉や鼻の粘膜にウィルスが入り込む
風邪は、倦怠感や微熱が特徴的です。
頭痛や下痢など調子が悪くなる人も
いますが、鼻水や咳が主な症状で
咳からウィルスが感染しやすく
なります。
他人に感染するまでには5日前後
なので、家族や友人が風邪を引い
ていたら予防しておく必要があり
ます。
家族の一人が治ると、次に風邪を引く
人がいるの、もうつる期間と回復する
時間が比例するからとも言えますね。
お腹の風邪の場合
お腹の風邪は、ノロウィルスやロタ
ウィルスが有名で、うつるまでの時間も
2、3日と早いのが特徴的です。
ロタウィルス
乳幼児に多いロタウィルスは感染力が
強く、幼稚園や保育所で同じおもちゃや
道具を共有する事が、広がりを強くする
と言われています。
乳幼児や幼児は唾液も多く、何でも口に
入れたり、唾液のついた手で触るので、
いったんウィルスが何処かに残れば、
次々と広がっていきます。
ロタウィルスは冬から春に多く、早いと
24時間内に移ることもあります。
保育所から帰った時は元気でも夜中に
吐いたり発熱するのも、感染源が狭い
ルートを介してだからでしょう。
ノロウィルス
ノロウィルスは秋から冬に多く、便にも
ウィルスが存在するので、子供が感染し
便の処理をする事でうつったりもします。
ロタウィルスと同じでうつるまで、
2日前後と早く感染してしまうので
注意したいですね。
ロタウィルスやノロウィルスが流行ったら
近所の保育所や幼稚園や学校で感染が
ある場合、どこからうつるかは本当に
分かりません。
消毒や手洗いくらいしか予防が無いので、
できる限り感染したといわれる建物に
近づかない、幼児とは近づかない事も
大切になります。
風邪をうつらないようにするには
誰かが風邪をひいた場合には
『もらい風邪をしない』事も大切
ですが、予防する事が何よりも
重要です。
特に、普通の風邪はウィルスが、体内に
入り込んでも免疫で排出されているので、
免疫力を高くして栄養のある食事を
していれば風邪をうつされる事も
ありません。
体力が落ちている時に、風邪は急に体を
襲いますから『生活習慣リズム』を
正しておくことが必要です。
2次感染を防ぐ
ノロウィルスやロタウィルスの場合には、
便からの2次感染が殆どで家族でうつる
事が多くなります。
吐瀉物や便は、必ずビニールで取り去り
付着したシーツやタオルは捨ててしまい
ましょう。
手についただけで感染する危険性があり
ますし、その後に消毒しても時すでに
遅しである事の方が多くなります。
常に手洗いとうがいを習慣にする事で
風邪がうつるリスクを減らすことが
出来ます。
風邪がうつったら
うつってしまえば、うがいや手洗いでは
治りませんから、睡眠、栄養、水分を
しっかり取りながら薬でウィルスを
排出していきます。
発熱があるようなら病院で診察を受け、
市販の薬で治まるなら、市販の薬を
服用します。
自分の症状にあった薬を飲まなければ
治りませんし、きちんと他人にうつさない
ようにマスクも必要です。
特に乳幼児や幼児がいる家庭では
親が風邪をひかない・持ち込まない
事も考えましょう。
まとめ
風邪がうつるまでには、期間がどれ
くらいかはあまり重要ではなく、
予防を常に心がけておく事で、流行
しても元気でいることが出来るのでは
ないでしょうか。
予防でうつる事が避けられるので
風邪を引かないように体は元気に
しておきたいですね。