禁煙しようとしたら、便秘になってしまって禁煙に失敗した・・・
食後に一服すると、トイレに行きたくなると言う人は多いですし、喫煙と便通には関係がありそうですね。
実は、ニコチンが便通に影響を与えているので、禁煙し始めのときに便秘を経験する人が多いんですよ。
禁煙で便秘になる仕組みを知って、対策出来れば、「禁煙成功で健康的になる!」という希望を達成出来ますね。
では、禁煙で便秘になる理由、禁煙中の便秘対策についてまとめていきます。
なぜ禁煙中は便秘になるのか
ニコチンが排便の仕組みに影響していた!
ニコチンが体の中に入ると、胃腸に影響を与えます。
- 煙を吸うことで食べ物が入ってきたと脳が判断して、小腸が動いてしまう。
- ニコチンが腸を刺激して便意が出やすくなる。
喫煙していると、本当なら脳から排便の指令が出て便意を感じるはずが、ニコチンの刺激で便意を感じて排便というサイクルにからだが慣れてしまうのです。
ニコチンの影響がなくなるまで1ヶ月!
そんなニコチンの影響がなくなるまで、禁煙から1ヶ月はかかります。
はじめの1ヶ月さえのりこえられたら、便秘も改善していきますし、禁煙成功の確率もグッと上がります。
禁煙を決意したら、便秘対策も意識しておきましょう!
禁煙中の便秘対策決定版
水分をこまめに飲む
水分を多めに摂ることは、便秘解消の基本ですが、がぶ飲みすると尿になってしまう量が多くなり、腸内の水分を保つのに効果が薄れてしまいます。
こまめにコップ半分くらいを飲むようにしましょう。
ルイボスティーを飲む
ミネラル分が豊富で、体調コントロールに有効に働いてくれますし、腸内細菌を増やす効果も期待出来るお茶なので、便秘対策にオススメです。
センナやキャンドルブッシュのようにお腹が痛くなる事が無いので安心です。
果物や野菜を積極的に食べる
食物繊維はもちろん、水分も緩やかに補給出来るので、便を軟らかくして出しやすくしてくれます。
キノコ類や海藻類、根菜類などを積極的に食べるようにしましょう。
口寂しさからお菓子の量が増える傾向もありますから、果物や野菜スティックなどを用意すると良いですね・
適度な運動をする
ウィーキングや、お腹周りをひねる運動は、腸を刺激して便通を整えてくれます。
デトックスヨガの動きも、便秘解消にはもってこいです。
まとめ
禁煙から1ヶ月は便秘対策をしましょう。
体にたまっているニコチンが出て行くまでに1ヶ月かかるんですね。
その間は、便通のリズムが正常に戻るように便秘対策が必要になります。
「便秘が苦しいから、たばこを吸ってトイレに行きたい・・・」そんな誘惑に負けては、禁煙そのものが失敗に終わってしまいます。
1ヶ月を乗り切ると、ニコチンが抜けてからだが本来の機能で動き始めます。
便秘対策をしながら、禁煙成功に向けて気持ちを強く持ってくださいね。