- 体が重だるい
- 疲れを速く取りたい
大人の事情で頑張りが必要な時に気になるのが、アリナミンやキョーレオピンですね。
産後や不規則な生活で疲れやすい人が、薬局ですすめられたなんていう話も良く聞きます。
でも、ハッキリとした病名がないのに飲んで大丈夫なの?副作用は?
そんなキョーレオピンの効果と副作用についてまとめていきましょう。
キョーレオピンの副作用
主成分:にんにく濃縮液・ビタミンB1塩酸塩・肝臓分解エキス・ビオチン
副作用が少ない滋養強壮剤として1960年に誕生した50年以上の歴史ある薬です。
胃部不快感
ビタミンB1製剤では、アリナミンAなども有名ですが、こうしたビタミン製剤では胃部不快感が出ることがあります。
カプセルまたは錠剤で飲みますが、まれに、胃のムカムカを感じる場合があります。
食事と合わせて飲む、空腹時に飲まない、一度に飲む量を減らすなど様子をみましょう。
胃のムカムカがキョーレオピンのせいで続くようなら、少し胃腸の調子が戻るまで服用を休みましょう。
目がさえて熟睡感がない
血流が良くなって代謝アップが期待出来ますが、中にはほてったり興奮して、早朝に目が覚めてしまうことがあります。
指定の量よりも少ない量から少しずつ増やしていくか、夜寝る前の服用をやめて様子を見てみましょう。
にんにく成分のビタミンB類、疲労回復物質摂取して体力を発揮させるのですが、休息をとらなければ、体質によってはムリがかかります。
キョーレオピン+休息が取れるように生活のリズムを整えていきましょう。
発疹・かゆみ・アレルギー症状は?
取り扱いの注意には特に書かれていません。
ただ、体調によってはキョーレーピンを飲み始めたタイミングで発疹やかゆみなどを感じる場合が否定出来ません。
添付されているカプセルがゼラチンで出来ていますから、ゼラチンにアレルギーがある人は注意が必要です。
にんにく臭はでる?
にんにく抽出液をカプセルに注入して飲むのがスタンダードスタイルです。
飲んだあと、にんにく臭を感じる人もいますが、メーカーの説明書では、口臭や体臭の原因にならないとしています。
飲んだ直後は少し気になるというレベルです。
キョーレオピンのカプセルはこんな感じで作ります
キョーレオピンの効果は?
主な成分はにんにく
にんにくの滋養強壮効果が手軽に利用出来るので、代謝アップ・疲労回復に役立ちます。
化学的な薬物というよりも、東洋医学や生薬の考え方が原点なので、薬と言うよりも、ドリンク剤の感覚で愛用している人も多いですね。
ビタミンB1で代謝アップ
ビタミンB1はエネルギー生産カイロに必要ですし、ビオチンは炭水化物・脂肪・たんぱくしつの代謝アップに役立ちます。
疲労物質の乳酸を分解する時にも活躍する栄養素ですから、疲労回復には欠かせませんね。
肝臓分解エキスは、必須アミノ酸が豊富なので、肝臓の働きを助けて疲労回復をアシストします。
疲労回復・やる気アップの効果は?
体質によっては、はじめにあげた副作用を感じることがありますが、にんにく製剤の中でも歴史があり、愛用している人が多いですね。
肝臓分解エキスと言うと、”ヘパリーゼはどうなのか?”と気になりますが、キョーレオピンは肝臓の薬というよりも、滋養強壮にポイントを置いている印象です。
疲れがたまりやすい春の時期、夏場の体力消耗などで疲労を感じやすい人は、キョーレオピンでやる気アップ・パワーアップを考えるとも良いでしょう。
ただ量を増やせば比例して疲れがなくなると言うものでもありません。
説明書にある、1回1ミリリットル(1カプセル分)を2回にわけて飲む飲み方を守りましょう。
産後の滋養強壮にも人気
その分、風邪をひいた後や、産後の体力が落ちている時にキョーレオピンを飲んで良かったという口コミが目立ちます。
産後は出産という大仕事を終えた後という事もありますが、赤ちゃんのために3時間おきの授乳をこなさなければいけません。
睡眠不足になって、免疫力が落ちてしまったり、疲れが取れにくいという事があります。
そんなときに、にんにく成分が凝縮されたキョーレオピンを使ってあげると、回復力が上がり、体力も戻りやすくなるのです。
さすが50年の歴史があるだけあって、授乳中もOKという滋養強壮剤なので、体力をつけたい・疲労回復で効果を感じている人が多く、信頼が高いのです。
まとめ
キョーレオピンは副作用が少ない滋養強壮剤!
50年以上の歴史を持つ滋養強壮剤として、妊産婦さんにも使われています。
風邪薬とあわせて飲んでも大丈夫なので、風邪の時はもちろん、日常的に疲れがたまったと感じる時に使えます。
体質によっては、体がほてったり、興奮状態になって早朝目覚めてしまうという副作用があります。
疲労感が、肝炎などの病気が原因の場合には、病気の治療が必要です。
キョーレオピンを飲んでもひどい疲労感がある場合には、検診を受けましょう。