目頭を押すと痛い時、頭まで痛くなってきますね。
風邪やインフルエンザ、眼精疲労など目に不調を感じる原因はいろいろです。
中には吐き気を伴うものもあって、心配な病気もあります。
目頭を押すと痛いときの対処方法と、心配な病気についてまとめていきましょう!
目頭を押して痛いときの要注意の症状は?
デスクワークをして疲れたときに、眉の間をグッとつかんで痛みを感じる事があります。
ただ、目の疲れの原因に身に覚えが無い場合、緊急性の高い病気がかくれていることがあり注意が必要です。
早く病院で診察を受けた方が良い場合をまとめて見ましょう。
ものが二重に見える
ものが二重に見える場合、脳梗塞など脳疾患がかくれていることがあります。
手足にしびれがある場合や、言葉が重いなどの症状が出ているならすぐに脳神経外科を受診しましょう。
めまいがひどい
めまいが出る場合には、脳疾患、メニエール病などが心配です。
ふわふわとしためまいは脳神経外科、グルグル回るようなめまいは耳鼻科を受診すると良いでしょう。
ほかに高血圧、貧血でも見え方の異常やめまいを感じることがあります。
吐き気がする・おう吐
目頭を押して痛いだけでなく、吐き気やおう吐が出る場合には、脳疾患や緑内障発作の心配があります。
中高年以上で、手足のしびれや言葉が上手く出てこないなどの症状があわせて出た場合には、脳神経外科を受診しましょう。
また、緑内障発作の場合には目の病気でありながら、吐き気やおう吐が出ることがあります。
いままで視野がかけるなどの症状を経験していなくても、突然緑内障発作になることがありますが、すぐに眼科で適切な治療を受けなければ視野がかけたり、失明する危険があり、緊急性の高い病気です。
感じた事の無い頭痛
目頭を押して痛みと、感じた事の無いひどい頭痛、手足のしびれ、ものが二重に見える症状が同時に出ているときには、くも膜下出血など脳疾患が心配です。
いつもの眼精疲労と違った重苦しさを感じたら、脳神経外科を受診しましよう。
眼精疲労の目頭の痛さをラクにするには?
パソコン作業が多い場合や、緊張やストレスがかかる場合には、眼精疲労や肩こりが出やすくなっています。
リンパや血流が悪くなって、筋肉が硬くなるからです。
- 血行を良くする
- リラックスする
- 自律神経のバランスを整える
- 偏頭痛には処方薬
といった対処方法が有効です。
具体的にすぐ出来る方法をまとめていきましょう。
あたためるor冷やす
*血行不良にはホットパック
お湯を含ませて絞ったタオルなどを目の上に当ててリラックスします。
眼精疲労をとるホットパックのグッズを使っても良いですね。
出典:Amazon
*充血のあるときはアイスパック
疲労が行きすぎて炎症を起こしている・・・充血が起きているときには、冷やすことをおすすめします。
アイスノンを当てる、水に濡らしたタオルを当てるなどして見ましょう。
出典:Amazon
ツボ押し
眼精疲労に効果的なツボを紹介しましょう。
絲竹空(しちくくう)
眉毛の端のくぼみにあるツボです。
眼精疲労にイチオシで即効性がありますが、デリケートな場所なので強く押しすぎないように痛きもちいい感じに加減しましょう。
陽白(ようはく)
眉の中間から2㎝ほど上にあるツボです。
リフレッシュや頭痛にも効果的です。
風池(ふうち)
うなじの生え際のところにあるツボです。
親指をココに当てて残りの指で頭を包み込む様にして刺激するとスッキリします。
目の疲れや肩のこりにも効果的です。
肩甲骨周りをほぐす
座りながらできる肩甲骨のストレッチは、肩こりに効果的。
眼精疲労をラクにしたいときに取り入れて見ましょう。
順体操のストレッチ
右腕を左に向かって伸ばし、肩の周りの筋肉が伸びるように左手で支えます。
左腕でも同じように行い、左肩周りを伸ばします。
肩甲骨はがし
①左右に壁があるとイメージして、それを押し開くように手のひらを頭の上に持って行く動作を繰り返します。
②腕をまっすぐに前に出し手のひらをあわせます。ヒジの高さを保ったまま後ろに引き、肩甲骨を飛び出させる動きを繰り返します。
③指先を下に向けたままヒジをまっすぐ上に引き上げ、肩の周りと肩甲骨を動かす動作を繰り返します。
肩甲骨周りのコリをほぐすと、血行が良くなりますし、肩こりや頭痛の解消に効果的です。
肩こり解消に肩甲骨はがし
https://www.youtube.com/watch?v=LcTdPRNEz-g
偏頭痛には処方薬
偏頭痛の場合にも目の奥が痛い、目頭を押すと痛いといった症状を感じる事があります。
脳内物質の不足で起こる偏頭痛には、一般的な鎮痛薬ではなく、マクサルトなどの処方薬が効果的です。
ストレスから開放された時に、頭痛や目頭のあたりに重苦しさを感じるなら脳内物質が原因の偏頭痛が疑われます。
まとめ
脳疾患や緑内障発作の可能性がければ、眼精疲労や肩こりへの対処法をためしましょう
目頭を押して痛みを感じる時は、頭痛や肩こりも一緒に出ることが多いですね。
中年以降心配なのが脳疾患ですから、痛みがいつにないものでしびれがあるときは要注意です。
デスクワークの疲れやストレスが原因の場合には、パックやツボ押し、ストレッチでリフレッシュして症状を軽くしましょう。