二日酔い防止の薬として注目のミラグレーン。
水商売の方からもおすすめ度が高いですが、医薬品扱いという事で副作用が心配です。
『コンビニで買えるウコンの力やヘパリーゼのドリンクにしておいた方が良いの?』なんて、宴会シーズンに悩みはつきません。
- ミラグレーンの副作用と、効果
- 二日酔い防止対策
についてまとめいきましょう。
ミラグレーンの副作用
出典:日邦薬品工業 HP
主な成分:メチオニン、ビタミンB12、肝臓加水分解物、タウリン、ゴオウ、グルクロン酸、イノシトール、ビタミンE、葉酸等
まず、使用上の注意に書かれている副作用について見てみましょう。
発疹・発赤,かゆみ
口コミではほとんど見られませんでしたが、使用上の注意事項には記載されています。
ミラグレーンを飲んで発疹・発赤、かゆみといった症状が副作用として出る場合があります。
医薬品ですから、そうした異常が出た場合には、使用を中止しなければいけません。
吐き気・嘔吐
消化器症状の副作用が出る場合があります。
ただし、二日酔いの予防や改善を期待して飲む場合、副作用よりもむしろ気分が良くなったというケースがほとんどです。
飲んだ後の朝、ミラグレーンを飲むとお酒が早く抜けるという口コミを多く見かけました。
胃部不快感
ミラグレーンには、肝機能を助けて解毒してくれるので、多くの場合胃部の不快感が良くなったと感じます。
体質によっては副作用による胃部不快感が出ることがあります。
便秘,下痢
胃腸の動きに影響を受ける場合があります。
しかし、口コミを調べても、ミラグレーンが原因で便秘や下痢になったという例は出てきませんでした。
使用上の注意には皮膚症状や、消化器症状が出たら副作用を疑うように書かれていますが、実際には副作用を体験した人は少ないようです。
ミラグレーンの効果は?
ミラグレーンはネット上で品薄状態が続いているほど人気の薬です。
肝機能を高め、二日酔い対策に効果が高いところがその理由になっています。
二日酔いに牛黄(ごおう)
中でも牛黄(ごおう)という成分がポイントです。
牛の胆嚢・胆管にできた結石・・・つまり胆石です。
1000頭に1頭くらいしか見つからない稀少なものです。
コレが、人に取って万能薬とも言える薬効があり、水戸黄門の印籠(いんろう)のなかにも入れられていたとされるほど。
肝機能を高める・滋養強壮を目的に配合される漢方成分として、同じ日邦薬品工業の『若甦(じゃっこう)』、救心製薬の『救心(きゅうしん)』にも使われています。
薬剤師さんによる牛黄のお話
肝機能にバランス良い配合
ミラグレーンには、メチオニンとイノシトールが入っていて、肝臓に脂肪がたまるのを防ぎ、脂肪肝が心配な人も、数値が良くなったと口コミしています。
二日酔いに関しては、飲む前でも、飲んだ後でもお酒が抜けるのが早くなったと感じている人が多いですね。
肝機能を高めるバランス良い処方の効果がでているようですね。
副作用を相談する口コミを見つける事は出来ませんでした。
用法・容量を守っていれば副作用は出にくいけれど、皮膚症状や消化器症状に異常を感じたら、病院で診察を受けた方が良いですね。
ミラグレーンを効果的に使うには?
二日酔いは頭痛や吐き気でツライものです。
『朝起きてから”ヤバイ”と気付いて、ミラグレーンを飲んだら1~2時間で吐き気がおさまってきた』
確かに、二日酔いだと気付いたところで飲んでも効果があります。
でも、できれば事前に回避出来るにこしたことはありません。
飲み会の30分前には飲む
肝臓がアルコールを分解するときに、アセトアルデヒドという体にとって良くない物質ができてしまいます。
肝臓の機能が高く、アセトアルデヒドを分解する酵素の量が十分だと、吐き気や頭痛を感じる前に、分解が進み、二日酔いにならずに済みます。
ミラグレーンを飲酒の30前までに飲んでおくと、肝機能を高めて酵素が上手く働く状態でアルコールを口にすることになります。
アセトアルデヒドを分解する酵素がよく働いて、二日酔いを防止してくれるのです。
同じ量の飲酒量でも、先に飲むと予防効果で、頭痛や吐き気を感じなくてすみます。
飲むときには適度に脂肪分
アセトアルデヒドを分愛する酵素を働かせるためには、胃の中にとどまる時間を長くする事が必要です。
このため、オリーブ油、バター、マカダミアナッツなど、脂肪を含んだ食べ物を一緒に摂るのがおすすめです。
オリーブ油のドレッシングを使ったサラダ、ガーリックトーストやミックスナッツなど、どれもおつまみによさそうな食べ物ですね。
お腹がすいた状態でアルコールを飲むと、血中濃度が急激に上がりますし、胃の中にとどまっている時間が短いので、酵素の力が及ばずに二日酔いになってしまうのです。
ミラグレーンVSウコンの力
コンビニで買えるウコンの力やヘパリーゼのドリンクは資料飲料水です。
医薬品扱いのミラグレーンとは肝機能への作用が違います。
効果の確実性は、ミラグレーンの方が高いと言えます。
『飲む前のミラグレーン+軽い食事』が二日酔い防止には最強でしょう。
まとめ
ミラグレーンは二日酔い対策で高評価!副作用の口コミなし
稀少な成分牛黄(ごおう)が使われているので、安い薬ではありませんが、使っている人の評価が高く、ネット上でも品薄になっています。
CMで広く知られているウコンの力やヘパリーゼは、清涼飲料水の区分で、薬の取り扱いが出来ないコンビニでも買うことが出来ます。
効果の面では、医薬品であるミラグレーンにはかないません。
医薬品なので副作用が出る場合もありますが、口コミ・評判では見つける事が出来なかったので、副作用がでる頻度は低いと言えます。
二日酔い対策に、ここ一番の薬として覚えておきたいですね。