「寝ると咳が止まらない・・・」
これって良くある事ですが、寝ると咳が出る原因はどこにあるのでしょうか?
中には体が温まって、気持ちよく眠れそうになった途端に、咳き込んでしまったりする事もあります。
- 寝ると咳が止まらない時はどうしたらいい?
- 原因は何があるの?
- もっとも効果的な対処方法は?
そんなギモンについてまとめていきましょう。
寝ると咳が出るときの原因は?
鼻水が喉に流れてのどを刺激している
横になると、起きて活動しているときに、すんなり流れていた鼻水や痰が、喉におりてきて刺激することがあります。
花粉症やアレルギー性鼻炎で、鼻水がひどいときには背中にクッションを入れて、胸から頭を高くしてみましょう。
少しだけ角度をつけることで、のどの刺激を避ける事が出来れば、ラクになります。
交感神経から副交感神経優位になるから
体が温まってきたときに咳が出る、ウトウトしかけたときに咳が止まらないというのは、副交感神経が優位になる事で気管が狭くなる事が影響しています。
眠るためには交感神経が高ぶっていては眠れないので、仕方の無いことです。
気道を開きやすくするには、仰向けを避ける、温かい飲み物でのどを温める、首を温めるといった方法があります。
寝具にアレルギーの原因がある
アレルギーを持っている人は、ハウスダストやダニといった布団に増えがちなものに反応しやすいですね。
バサバサと布団の上げ下ろしをすると、ホコリが舞います。
アレルゲンたっぷりの布団に入った事が原因で、咳が止まらないなんてことも十分考えられます。
仰向けに寝ることで口が開き乾燥してしまう
枕を当てて天井を見て寝ると、自然に口が開いていませんか?
鼻が詰まっていたり、鼻水が出ているときには特に口呼吸になりやすいですね。
すると、のどが乾燥して刺激に反応しやすくなってしまいます。
朝起きて喉が痛いことが多い場合には、口呼吸と保湿を意識する必要があります。
寝るときに咳が止まらない時の対処法ランキング!
第1位
マスクと加湿器で潤いキープ!
のどへの刺激をやわらげるには、のどの潤いを守ることですね。
濡れマスク、加湿器、吸入器を上手くつかって、のどをいたわると、寝るときの咳もラクになります。
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第2位
温かいはちみつ大根湯でほっこり
温かい飲み物を飲むと、湯気の加湿効果と、のどを温めて血行を良くしてくれるので呼吸がラクになります。
我が家でも、のどの乾燥感が気になるときには、はちみつ大根をお湯で割って飲んでいます。
大根を一口大に切って、はちみつにつけ込むだけの簡単さなのに、炎症を鎮める効果が大根にあるのでいがらっぽさがやわらぎます。
第3位
寝る体勢を工夫して息苦しさカット!
天井を向いて寝ると重力で気道が狭まりやすくなります。
少し横向きになる、胸から頭にかけて高くなるようにクッションを挟んだり、たたんだ毛布を挟んだりして体勢を変えることで咳がラクになります。
体を丸めるのも効果的です。
番外編
ハウスダスト対策に布団に掃除機!
しつこい咳が、布団のハウスダストに反応していることもあります。
布団に横になると咳が出る・・・布団のダニを一掃する事で症状が軽くなることもあります。
布団を干してたたくよりも、掃除機をかけるほうがダニの数を減らせるという事で、吸引力の高い掃除機に人気が集まっています。
カバー類をマメに洗濯する、布団に掃除機をかける事で、咳が出にくくなるのです。
脅威の吸引力で注目のダイソン掃除機の動画です。
まとめ
寝ると咳が止まらない時には、のどを温める、楽な体勢、加湿、布団の掃除がポイント!
寝ると咳が止まらないというときには、のどの刺激をやわらげる対策が必要です。
マスクや加湿器で潤いを守ることが第一ですが、呼吸がラクになる体勢を工夫するとラクになります。
一度ひどく咳き込んでしまうと、さらに刺激に敏感になってしまう事がありますから、まずは加湿と体勢の工夫、のどを温めることを試して見ましょう。
何日も続くなら、お布団に掃除機をかけてハウスダスト・ダニ対策もお忘れ無く!