現代人は平均して低体温の傾向があります。その中で“平熱が高い”状態の人は、周囲と違う為に気にしている方が多いのではないでしょうか?
ご心配な方は是非ご覧ください。ここでは、平熱が高いことで悩んでいる方へ、その良い点と注意すべき点、そしてその原因についてまとめています。
平熱が高い原因は?
最初に、平熱が高い原因を探ってみましょう。
次のような原因が考えられます。
生まれつきの体質である
体温がもともと高い方はいらっしゃいます。37℃前後であれば、熱があるとは限らないのです。
子どものころから平熱が37℃前後であったならば、周囲と比べる必要はありません。生まれつきの体質であると考えられます。
筋肉量が理想的である
生活に常に適度な運動等を取り入れ、筋肉の量が増加すると新陳代謝が活発になります。
体内のカロリー消費がスムーズとなり、平熱が高くなります。体にとって良い状態であるといえるでしょう。
熱が低いデメリットは?
逆に、平熱が低いと心配されることがあります。
平熱が低いデメリットを挙げてみました。
◆免疫力が下がり、ウイルスや細菌に侵されやすくなる
◆血行が悪くなり、疲れや病気の原因になる
◆新陳代謝が低下して太りやすくなる
◆冷え性になりやすい
このように平熱が低いことは、身体にとっとマイナスな部分が多いのです。驚くことに、平熱が1℃下がると、免疫力は30%も下がると言われています。
平熱が高いメリットは?
逆に、平熱が高いと次のような利点があります。
◆体の基礎代謝が上がり、太りにくい体質になる
◆免疫力がアップして、ウイルスや細菌に強い抵抗力をもつ
◆血の循環がスムーズで、細胞再生が活性化する
平熱を高い状態にキープするために
このように、健康的に平熱を高い状態にするためには、次のような生活の工夫が良いと言われています。
◆ストレッチをする
◆リンパマッサージをする
◆軽い運動をする(ウォーキングや水泳など)
◆体を温める食べ物や発酵食品を摂る
◆良い睡眠をとる
◆レトルト食品、加工品をなるべく避ける
◆深い呼吸を心がける
上記のような工夫は、平熱を高くする効果があると言われています。
まとめ
平熱が高いことは、悪いことではありません。
しかし、稀にホルモン関係、血圧関係、糖尿病などが原因で平熱が高いケースがあります。
体調不良な自覚があり、体温が高いときは“熱発”です。その際は、病院で適切な診察をうけましょう。