ダイエットといえば、甘い物をガマン!っていうイメージがありますね。
そんなときに強い味方になってくれるのが、低カロリーの人工甘味料です。
スーパーでも見かけるお砂糖のカロリーが90%カット出来ちゃうという甘味料”パルスイート”に注目してみましょう!
パルスイートってどんな食品?
お砂糖のカロリーってけっこうありますね。
100gあたりだと、お砂糖386.9キロカロリー、ごはん168キロカロリーと比べると倍以上です。
一回あたりの現実的な摂取量にすると、コーヒーにティースプーン2杯(約10g)のお砂糖を入れたとすると、約39キロカロリーです。
他に料理やお菓子にも使うことを考えると、50gくらいすぐにいってしまいまそうです。
(ちなみに缶コーヒーでは1本で40gの砂糖を含む物もアリ)
砂糖50gのカロリーは、39×5=195キロカロリー。
ごはん1膳(120g)の201キロカロリーと変わらないのですから、ダイエット甘味料に置き換えると確実にカロリーダウン出来ます。
パルスイートを使うと、カロリー90%OFFになります。
出典:味の素HP パルスイート
パルスイート原材料名
粉末還元麦芽糖水飴、エリスリトール、食物繊維(還元難消化性デキストリン)、アラニン、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムK)、香料、ポリグルタミン酸
出典:味の素HP より
人工甘味料が組み合わされいる
ホームページに、”アミノ酸から生まれた”とあるように、天然の食品を原料にして作られる甘味料を組み合わせて作られていることがわかります。
食品添加物・人工甘味料という呼び方をされると”体に悪いもの”ではないのか不安になりますが、エリスリトールは自然な糖類と並んで安全性が高いとされています。
エリスリトールについて詳しくはコチラ!
パルスイートの甘味料は安全なの?
甘味料として表示されている、アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、アセスルファムKが含まれる食品には、”食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります”といったただし書きがあるものが多いですね。
アスパルテームでは、腎臓障害、脳に影響がでるといわれていますが、摂取量が微量であれば問題無いということで、認められています。
『添加物=毒』というイメージだけでみると、危険性が心配になりますが、摂取量や取り方が問題だと思いませんか。
アスパルテームは怖いのか?
パルスイートとどう付き合うか
乳幼児には控える
赤ちゃんには、アミノ酸の代謝異常でフェニルアラニンが分解できない心配があります。
血液中のフェニルアラニンがコントロール出来ないことが原因で、脳の発達に影響が出るとされていますから、乳幼児には控えた方が良いでしょう。
糖尿病治療では上手く取り入れる
パルスイートは、カロリー、糖質を抑える事が出来るので、糖尿病の食事療法の実行に役立つ甘味料です。
インシュリンの上昇に影響を与えない食事が必要な時に、砂糖をすべてカットして甘みのない料理ばかりだとストレスになります。
パルスイートやマービーなどの甘味料を取り入れると、甘みを加えても、インシュリン上昇に影響を与えないので、食事療法がスムーズに進みます。
出典:H+Bライフサイエンス HP
食欲増進につながることも・・・
低カロリーの甘味料は、脳の錯覚から食べる量が増えてしまうことがあります。
パルスイートに限らず、甘みを感じているのにカロリーが不足して満足感がないので、より、食べてしまうことがあるのです。
まとめ
パルスイートは食事療法に役立つ甘味料!危険性は高くない
食品安全基準法的には全く問題がありません。
心配な点としては・・・
- フェニルアラニンを分解する酵素を持たない体質の人に影響が出る恐れがある
- ”甘い物を食べたのにカロリーがない”ため、脳が錯覚して食べる量が増えることがある
自然な調味料や食材で食事をまかなっていくことが理想ですが、血糖値のコントロールなどでパルスイートが必要な場合には、特徴を知って取り入れたいですね。