更年期は「いつ頃」に入ることは
分かっていても、実際に更年期障
害が起こらないと「よくわからない」
症状が続く事があります。
特に生理周期の乱れは、個人差もあり
短期間で終わるようになったり、だら
だらと長引いてしまい不快な気分なる
事もあります。
周期が長くなったり、短くなったりと
変化がどんどん顕著にあらわれるので
す。
更年期で生理がだらだら続くとはいっ
ても、量や色も異なるので細かなチェ
ックが必要です。
更年期には生理が長くなる?
更年期に入ると、卵巣の働きが低下
してしまいホルモンバランスが乱れ
てしまいます。
これが自律神経にも影響を与えるの
で、生理の周期が乱れます。
過長月経
生理は約1週間前後で終わりますが、
それ以上続くものを過長月経と呼び
ます。
10日以上続き、量もそれぞれに違い
ますが多くの女性は少ない量がだら
だらと続くようです。
閉経が近くなると、大量に出血が起き
て終わる事もあるようですが、焦らず
に自分の量をきちんと把握しておきま
しょう。
生理が遅れたり早くなってきたら
更年期に入ると、生理の周期が乱れ
てくるのですが、直ぐに閉経するわ
けではありません。
だらだらと続いて、急に閉経してしま
う人もいれば、周期が乱れたままで自
然に生理が来なくなる事もあります。
年齢的に更年期に入ったら、自分の身
体に敏感になるようにしておきましょう。
生理ではなく不正出血かも?!
ホルモンバランスの乱れにより、
不正出血が増えるのも更年期の
症状の1つです。
出血が続くと貧血にもなりやすい
ので、早めに婦人科を受診し閉経
に向けての体調を整える準備をし
ましょう。
40代に入ると、女性ホルモンが急
激に減少するので、できるだけ食い
止めるような生活習慣を続ける事が
大切です。
だらだらと続く生理をなんとかしたい
ホルモンバランスの乱れにより起き
ているので、ホルモンを安定させる
事が大切です。
更年期障害がすでに出ている場合に
は、婦人科でホルモン治療を行いな
がら更年期の症状を改善していけば
次第に生理も安定していきます。
ただホルモン治療をしても閉経を
止める事は出来ません。
閉経は個人差があるので、治療を続け
ながら待つことになります。
閉経は誰にでもやってくるので、考え
すぎて更年期障害を辛くしないように
心掛けてください。
子宮の状態でも出血は起こります
多くの女性が持っている子宮筋腫。
閉経後には、サイズも小さくなるの
で安心ですが、出来ている場所によ
り生理に影響を与える事があります。
子宮筋腫により、更年期に生理が長く
なったり急に重くなる、頻尿や尿漏れ
を起こしやすくなる事もあります。
子宮内膜症を患っていたりと、婦人科
系の病気を持っていると生理が長く、
だらだらと続く場合があるので、定期
的な検診を受けておきましょう。
生理がなかなか止まらないときにやるべきこと
先ずは更年期であるのなら、婦人科を
受診し症状をを伝えます。
診察と検査で異常がなければ、安静に
して過ごします。
子宮や卵巣の状態の確認や、血液検査
でホルモンの状態を確認します。
ホルモン治療は、状態に合わせて行い
ますが殆どの女性は生活習慣の改善で
解決しています。
正しい生活習慣を身に付けましょう
ホルモンバランスが乱れるのは更年期
には仕方がないことです。
正しい生活習慣を送れば、生理も徐々に
安定し閉経を迎えます。
睡眠や食事、運動のバランスを心掛
けて穏やかに過ごしてください。
まとめ
更年期は女性特有と言われましたが
、男性にも起こりうる症状です。
家族の理解があってこそ乗りきる事が
出来ますから、生理だけでなくイライ
ラ等の精神的な症状が現れたのであれ
ば、更年期について家族に話して理解
をしてもらいましょう。
肉体的な事は、きちんと婦人科で相談
をして乗りきるようにしてください。