- 生理が遅れている
- 予定にぶつからないように早めにきて欲しい
こんな時、 「コレを食べると生理が早く来る!」っていう食べ物 があるなら良いなと思いませんか?
チョコレートや、大豆加工食品、サプリメントに至るまで、周りの友人へのリサーチでは、「コレを食べたくなると生理が来る」とか「コレを食べると経血が増えるような気がする」という食品は意外とありますね。
中には、都市伝説的なものも含まれますが、わたしが耳にした 生理と食べ物の話題 をまとめていきたいと思います。
生理と関係のありそうな食品たちランキング
1位 チョコレート
2位 いか
3位 黒糖
4位 ザクロ
5位 ローズヒップ
食品というのは、薬のように体に対して何か効能があるわけではないので、都市伝説の域を出ないという意見も多いですね。
でも、排卵日以降のホルモンのバランスが原因で、あまいものが欲しくなる傾向が強くなるのは知られていますし、わたしの周りにも、生理が近づくと、 チョコレートや黒糖系統のものが欲しくなるという人がたくさんいます。
食べ物と生理の関係は深く、早く生理になりたいときに良い食べ物はありそうですね。
生理に働きかけそうな栄養素や物質はなに?
食べ物で生理に影響を与えるとしたら何が関係しているのでしょうか。
鍵となる成分について調べて見ました。
ビタミンC
野菜(パセリ・ブロッコリー・パプリカ)や果物(いちご・キウイフルーツ・レモン)に豊富ですね。
また、カリフラワーやじゃがいもなど野菜のビタミンCは、加熱に強く、一度にたくさん食べられるので、生野菜のサラダばかりでなく、ホットサラダも取り入れましょう。
細胞の生まれ変わりを促進するビタミンCは化粧品にも美肌成分として配合されています。
子宮内膜の厚さを増すときに消費されるので、たっぷり摂取出来ていると、生理が来やすくなると考えられます。
ビタミンE
ナッツやたらこなどの魚卵、オリーブオイルなどに豊富ですね。
血流が良くして、ホルモンバランスを整えるのに必要なビタミンですから、不足すると不順の原因になる可能性があります。
下垂体前葉ホルモン産生細胞の機能の低下が起こり、生理を起こすためのメカニズムがスムーズに働かなくなるのです。
ダイエットで行きすぎた油抜きメニューを行っている場合や、炭水化物に偏った食事になっている場合に注意が必要です。
ビタミンEが不足すると、しもやけ、肌荒れがでやすくなりますから、血行の悪さや肌荒れが気になる時は、ナッツやオリーブオイル、魚卵を取り入れて見ましょう。
女性ホルモン様物質(イソフラボンなど)
大豆のイソフラボンや、ザクロのエストロンなどは、女性ホルモンと似た働きを持っています。
植物性の食品から摂取できる量は過剰摂取になるほどではないので、日常的にこうした食品を食べていると、ホルモンバランスが整いやすくなります。
大豆製品は気軽に取り入れる事が出来ます。
生理を安定させるために、豆乳、納豆、豆腐を日常的に食べるようにしてみましょう。
アルギニン
脳に働いて性ホルモンの分泌を促します。
大豆製品やごぼうなどに含まれるアミノ酸で、成長ホルモンの分泌にも欠かせない物質です。
肌の血流量が増える、生理のメカニズムをスムーズに働かせるのに役立ちます。
疲れを取る働きや強精作用がある事が知られています。
自律神経を落ち着かせる物質
ポリフェノール類や芳香成分は自律神経を落ち着かせてホルモンバランスを整えるのに役立ちます。
カカオのテオブロミン、フェニルエチルアミンや、ハーブの香りが当てはまります。
セロリのアピインやセネリンも自律神経を落ち着かせます。
わたしの周りの聞き取り調査からまとめた”生理がくるたべものランキング”と比較してみると、こんな感想を持ちました。
- チョコレートは自立神経安定と子宮収縮に効果あり
- 黒糖やいかは、ミネラル補給になり生理の誘因に!
- ごぼう茶をランクインさせてはどうなの?
- セロリは子宮収縮させる効果を持っている!
本当に生理がきて欲しいときに食べたいものとは?
勝手に選ぶ生理がきて欲しいときに食べる食べ物・お茶
1位 チョコレート
2位 ごぼう茶
3位 パセリ茶
4位 セロリ
5位 アーモンド
生理不順を予防して、確実に生理が来るためには、排卵が定期的にある事が大切です。
女性の性周期は、排卵から生理の出血まで2週間と決まっていますから、食べ物でこのリズムを整えると良さそうです。
チョコレート、ごぼう茶、パセリ茶の効果について紹介していきますね。
*生理が遅れている時には妊娠初期の症状をチェック!
⇒妊娠初期に喉が痛いのは良くある事?まさか妊娠のサインだなんて!
生理予定日の1週間を過ぎての、風邪の様なだるさ、吐き気や胃痛、オリモノの変化は妊娠検査薬を使ってみましょう。
チョコレートと生理の関係
最近になってチョコレートにはイライラを抑える効果や、幸せホルモンを出す効果が注目されるようになってきました。
幸せホルモンの代表は、セロトニン・オキシトシン・エンドルフィンですが、チョコレートを食べるとこうしたホルモンが出やすくなると言うのです。
カカオに含まれるテオブロミンはリラックス効果を、フェニルエチルアミンは恋愛ホルモンの分泌に役立つのです。
子宮収縮の作用があるので、チョコレートで生理が来やすくなりますが、生理中のチョコレートの食べ過ぎは、生理を重くする可能性があるので、気をつけましょう。
ごぼうと生理の関係
今まであまり注目されていなかったごぼうと生理の関係ですが、漢方を元にした薬膳の考えでは、『古くなった血液を下す』効果があるとされています。
特にごぼう茶として飲むと、体を温めて冷えをとり、血行を良くしてくれるので生理がつらいときにも生理痛を軽くしてくれます。
若返りで話題の南雲吉則医師も推薦の健康茶ですが、体のリズムを整えてくれる感じがしますよ。
ごぼう茶の作り方はこちらから
パセリ茶も子宮収縮にいいらしい
パセリに含まれるアピオール、ミリスチンは子宮の収縮に良いということなので、生理が来て欲しいときに飲むといいです。
<作り方>
- パセリをみじん切りにして手のひらにこんもり乗るくらいの量を用意します。
- 200CCの熱湯を注いで5分蒸らし、茶こしでこしお茶として飲みます。
生のパセリで作るのがGoodです。
セロリの子宮収縮効果
香り成分のアピインやセネリンが自律神経の安定に効果があります。
特にセロリシード(種子)の油に子宮を刺激する働きがあり、スパイスとして利用されています。
お肉や魚のグリルや、スープ、ドレッシングに入れて使われることが多いですね。
アーモンドでミネラルとビタミンE
アーモンドには、ミネラルとビタミンEが豊富なので、血流を良くしてホルモンの働きをスムーズにしてくれます。
生理不順や、遅れている時に食べると改善に役立ちます。
1日に手のひら一杯程度食べるだけで、便秘解消、肌のコンディション改善などの変化を感じますよ。
まとめ
都市伝説も様々ありますが、わたしが調べた結果でオススメできるのはこの5つです。
○チョコレート
○ごぼう茶
○パセリ茶
○セロリ
○アーモンド
生理の不順は、血液が滞っている、冷え症、ホルモンバランスや自律神経の乱れがとっても影響します。
ストレスの発散と、食べ物の工夫で、生理が規則正しくくるようにして行きたいですね。
ただ、あくまでも民間療法の域を出ないモノですから、お腹が痛い、調子の悪さが続くといったときには、婦人科を受診して医師の診断を受けましょう。