生理前に表れてしまう、チクチクした
腹痛や腰痛は月経前症候群(PMS)の
症状です。
ホルモンの変化で起きてしまう不快な
痛みは、メンタル面でも非常に辛いもの。
これを少しでも改善する為の方法など
を紹介しましょう。
生理前の不快な症状は月経前症候群
ホルモンの影響により起こる腹痛
排卵から生理までの間には、黄体
ホルモンの分泌が盛んになります。
この時期には自立神経のバランスが
乱れるので、チクチクした痛みだけ
でなく、身体的な不調も起こりやす
くなります。
黄体ホルモンの分泌が盛んになる
だけでなく、プロスタグランジン
ホルモンにより子宮が収縮する為に
下腹部がチクチクと痛むようになる
とも考えられています。
酷い人は、胃までも痛くなるので
なんとか改善したいですよね。
生活習慣で腹痛を緩和する
PMSは誰もが経験しますが、何よりも
身体のバランスやメンタルバランス
を崩さないようにするのが大切です。
ストレスが溜まると、自律神経が
乱れてしまい、PMSもひどくなり
ます。
睡眠をしっかり取ることや、下半身を
冷やさないことを心掛けましょう。
ダイエットも体を冷やしてしまい
自律神経の乱れを引き起こします。
PMSの酷い人は、ダイエットは
ほどほどにする事も忘れずに。
婦人科で診察を!
PMSは人により重かったり軽かった
りもします。
生活習慣を見直しても改善しないよう
であれば、一度婦人科を受診してくだ
さい。
子宮筋腫がある場合には、PMSが辛くなる
事もあります。
痛み止めだけでなく、漢方による体質改善
やピルの処方でホルモン治療が行われる
場合もあります。
痛みが強くチクチクと長引くのであれば、
子宮筋腫だけでなく子宮内膜症の可能性
もあるので定期的に検診を受けてください。
生活習慣でどう改善するの?
食事
月経前症候群の改善には、食事の栄養
バランスが大切です。
ビタミンやミネラル、低脂肪の食事が
効果的と言われていて、この時期には
甘いものを食べたくなりますが、
少量を小分けにして食べる、自然の甘さ
のあるドライフルーツやサツマイモが
適しています。
むくみも起きやすいので塩分は控えめ
にするように心掛けてください。
運動
むくみを抑えるためにも、軽いウォー
キング等が効果的です。
週に3回程度で構いませんから、体を
動かす習慣をつけましょう。
ストレスは溜め込まない
適度なストレスの発散をすることで、
月経前症候群の腹痛を緩和できます。
香りを利用したり、部屋のランプを
落として瞑想する等も良いですね。
気持ちに少しだけ余裕を持つとリラッ
クスして、チクチクした痛みも治まっ
ていくでしょう。
チクチクする痛みをサプリメントで改善
サプリメントは即効性はありませんが、
有効成分を摂取する事でPMSによる
腹痛を緩和して体を楽にできます。
テアニン、チェストツリー、Y-リノレン酸
が生理前の腹痛を改善する作用があります。
ホルモンバランスを整えてくれますから、
普段から飲むことで無理なく身体を安定
させてくれるはずです。
話題のプラセンタ
アンチエイジングで話題のプラセンタ
ですが、実は月経前症候群の腹痛や
イライラ等の不快感を緩和するサプ
リメントとしても注目されています。
プラセンタは婦人科でも更年期障害の
改善に利用されている、医学的にも
効果が立証されている成分です。
サプリメントは、原料も異なり色んな
種類がありますが『安全性』のある
プラセンタであれば、原料は差ほど
問題視されません。
美容目的だけでなく、生理前のチクチク
する腹痛の緩和や改善にも利用して
みてはいかがでしょうか。
まとめ
生理前には色んな不快な症状が表れます。
毎月の事ですから、基礎体温で自分の
体のリズムを把握し、出来るだけその
時期には生活習慣をしっかり見直した
り、予防をする事も考えるべき。
あまりにも辛いのであれば、恥ずかし
がらずに婦人科で診察を受けてください。
正しい治療法で根本的な解決に導いて
貰える事もあるのてすから。