更年期に入ると生理の周期にも乱れ
が現れてきます。
通常から生理不順であると、更年期と
の境が分からずに見逃しやすいもの。
多くの女性が感じる生理の遅れについ
て今回はまとめていきます。
更年期で必ずといって感じる生理の遅れ

https://welq.jp/5396
生理が始まった思春期には、ホルモンが安定
しない為に生理の周期が安定せずに遅れたり
、止まったりする事もありますが40代に入る
と、更年期の症状として顕著に現れ始めます。
多くの女性が、生理の遅れで「更年期かも知れ
ない」と感じる事になるのです。
40代の生理の遅れは更年期のサイン

http://kidona.rakuten.co.jp/basal-body-temperature/chart/menstruation/
日本の女性は平均して50歳が閉経となって
いるので、これを挟んだ前後10年が更年期
になります。
35歳を過ぎると、卵巣の働きがどんどん低
下し40代に入ると加速していくのが殆どで
す。
50歳前に閉経する人もいるので、「まだ40歳
だから」と安心するのは早急です。
何時もとは生理の周期が違っていたと感じ
たら、更年期のサインだと思い閉経への心
の準備を始めましょう。
更年期になると生理が遅れるようになる身体の仕組み

http://eonet.jp/health/doctor/column22_1.html
卵巣の機能が著しく低下すると、脳か
らホルモン分泌の指令が出ても上手く
女性ホルモンを作ることができなくな
ります。
その為に、排卵も無排卵月経にもな
りやすくなり、生理が急に重くなっ
たり遅くなってしまうことがあるの
です。
更年期の生理周期の遅れをどう判断する?
先ずは基礎体温をしっかり記録して
おきます。
排卵が起これば、グラフは高温期に
入りますが更年期になるとグラフに
乱れが起こりやすくなります。
基礎体温は妊娠だけでなく、体調を
チェックする為にも必要ですから、
更年期前からきちんとつけておきま
しょう。
更年期症状の有無をチェックしておく
更年期障害と言われるような、生活
に支障をきたす事もあれば軽く気に
することなく更年期が進む人もいま
す。
少しでも何時もと違うような症状が
あるのなら「更年期」と判断しても
良いでしょう。
・気分がすぐれない日が多くなった
・イライラが続いたり落ち込みが激
しくなる
・急に身体が熱く感じたり、汗をか
きやすくなったように感じる
・もの忘れが増えてきた、集中力の
低下
更年期に多いのは、生理の遅れだけ
でなく精神的なものまで不定愁訴は
色々あります。
冷えがどんどん酷くなったり、むくみ
やすい、トイレが近くなった、膀胱炎
を繰り返すなど少しでも感じるよう
になったら更年期のサインです。
自己判断だけでなく、早めに婦人科で
更年期症状であるかを診察しておき
ましょう。
更年期の生理の遅れはどう改善する?

http://192abc.com/35554
先ずは更年期の症状があり、生理が度々
遅れるようであれば婦人科で検査をして
ホルモン数値を検査します。
更年期に入ると子宮の病気のリスクも
高くなるので、定期的な検診をおすす
めします。
自分では更年期が原因とは思ってい
ても、思わぬ病気が隠れている事も
あります。
早期に発見すれば治るものもありま
すから、きちんと検診を受けて生理の
状態を把握しましょう。
病院での治療
生理の遅れだけでなく、更年期症状も
強く現れている場合にはホルモン治療
や漢方薬による治療が行われます。
出血が多く、遅れただけでなく生活に
支障が出るような場合には、低量ピル
での治療も考えていきます。
食事や生活習慣の指導
生理不順はホルモンのバランスが乱れ
る事から起きています。
その為に、食生活や生活習慣の指導を
含めて更年期対策をしていきます。
婦人科では、更年期によいサプリも
紹介してもらえますので相談してみま
しょう。
まとめ
生理の遅れは更年期に起こりがちな
ものです。
あまり神経質に考えずに、気持ちを楽
にしてストレスを溜めないような生活
を送るようにしてください。
更年期の生理には、不正出血も含まれ
ますので、婦人科検診はしっかりと受
けておくことも忘れずに。