急に生理周期が乱れると、病気かも
知れないと不安になります。
40代真ん中になれば、そろそろ考え
たい更年期も頭を過り、病院に行こ
うか悩むところです。
生理周期は更年期以外でも狂いが生
じますが、そろそろ更年期世代と感
じたら気持ちを切り替えておきたい
もの。
更年期になると生理周期は本当に短
くなるのか、どのような変化が起き
るかをまとめます。
正常な周期と生理不順

http://www.bufferin.net/lunai/topic/menstrual_pain.htm
生理が始まってから、次回の生理ま
でを生理周期として数えます。
女性の生理周期はストレスの影響を
受けやすいので、更年期に入る前か
ら乱れが起きる事もあります。
正常な生理周期とは
25日から38日の間でこれよりも短い
と頻発月経、長いと稀発月経と言いま
す。
3日から1週間続き、経血には個人差が
ありますが更年期に入ると量が今まで
より多く感じるようになります。
これから外れていると生理不順とされ、
更年期も生理不順を起こしやすくなる
ようになっていきます。
更年期の生理周期が短くなる理由
更年期には卵巣機能が低下していくの
で、生理周期が急に乱れます。
最初は、周期が短く1ヶ月に2回生理
が重なったり経血量が増えていきま
す。
これが暫く続くと、今度は周期が長く
なり何ヶ月に1回生理がくるようにな
り自然に閉経していくのです。
更年期に入ってから、生理周期が急に
短くなったら閉経が近づいていると頭
に入れてください。
女性ホルモンの低下が生理周期を短くします

http://www.sofy.jp/library/11-1.html
加齢により身体の機能は徐々に衰え
てきます。
特に卵巣機能が役目を終えると、排
卵の為の生理も終わりに向かいます。
女性ホルモンの分泌が徐々に減少す
る事で、子宮内膜の厚みがなくなり
生理自体も短くなり、経血もゆるや
かに少なくなっていきます。
自然の事ですから、特に生理周期が短
くなったからと心配する事はありませ
んが、ホルモン低下と同時に更年期障
害が起きるので注意しましょう。
生理周期と共に現れる不調に注意
生理周期が短くなってくると、体調も
崩しやすく自律神経からくる発汗やホ
ットフラッシュ、動悸や目眩が起きや
すく、イライラする事が増えてきます。
特に問題なく仕事や家事をこなす人が
いると同時に寝込むくらいに症状が辛
い人もいます。
更年期には生理周期が短くなり、長く
なり閉経してしまいますが、それだけ
でなく不調に耐えられず苦しむ人が増
えているのです。
大したこともないし・・・とのんびり
していたら急に体調が悪くなってしま
った。
こんな事がないように、生理周期が短く
なったら婦人科でホルモン検査を受けて
みましょう。
あまりに酷い場合には、ホルモン治療で
閉経までを楽に過ごせるようになります。
生理周期が短いのと不正出血は違う
生理周期が短くなると、月をまたいで
生理がやって来ることがあります。
閉経が近くなると、経血が急に増えて
きますが、それ以外で出血が長く続く
ような場合には、子宮筋腫や子宮頚が
ん、子宮体がんの病気である事もあり
ます。
子宮がんは早期発見が生存率を高くす
ると言われています。
20代から定期的な検診を受けている人
は良いのですが、出産してから一度も受
けていないようなら要注意。
更年期の生理周期の乱れと判断がつきに
くいのですが、おかしいと感じたら直ぐ
に受診してください。
まとめ
更年期の生理周期は人それぞれなので、
一般的に短くなると言われていても長
くなり閉経してしまう人もいます。
量も個人差があり、子宮筋腫があると出
血が多いようです。
もう更年期だからと、そのままにせ
ずに子宮がん検診を受けると同時に
身体の変化にも気を配りましょう。
更年期は色々と精神や体調に変化が
起きます。
だからこそ、自分の身体と向き合い
慎重に過ごすべき。
第二の人生を楽しむためにも、身体
を大切にする事を考えましょう。