症状

咳が止まらない!心配な病気は?熱はない場合の原因は?

咳が止まらない!

でも熱はないと言うときに考えられるは、喘息・アレルギー・結核・肺がんなどです。

風邪症状の咳だとハッキリしている場合には、喉の保湿と休養を取れば1~2週間で回復する見通しがありますが、風邪ではない場合原因を特定して治療を受けたいですね。

 

  • 咳が止まらない病気と対処方法
  • 咳が止まらない時にラクになる方法

風邪症状が治まったのに咳がツライという時の参考になる情報をまとめてみましょう。

 

咳が止まらない病気と対処方法

咳が出るときにラクになるには・・・

  • 温かい飲み物を飲む
  • マスク、加湿器で乾燥を防ぐ
  • のど飴、黒豆茶などを使う

といった対処方法が代表的ですね。

いま増えている咳だけが止まらないという症状には、アレルギー性の病気が隠れている事が多いとか・・・

風邪の後遺症が引き金になる事も多いので、アレルギーやアトピーでピントくる人はご注意です。

 

アトピー性咳嗽(がいそう)

喉のイガイガ感や乾燥感などの不快感が取れずに、一度咳が出ると涙が出るくらい咳が止まらないというケースが多いです。

咳が止まらない咳喘息と似ていますが、治療方法が違っているので、病院で診断を受けて適切な治療を受けるのが改善の近道です。

気管支拡張薬が全く無効で、ヒスタミンH1-拮抗薬とステロイド薬が有効な乾性咳嗽を呈する疾患概念として、1989年に我が国から提唱された疾患概念です。(中略)

アトピー咳嗽は、好酸球性炎症が中枢気道のみであり末梢気道には認めない点が、咳喘息と大きく異なる病態です。

http://www.3nai.jp/weblog/entry/27959.html

金沢大学 血液・呼吸器内科のお役立ち情報から引用

ハウスダストやダニのアレルギー反応で激しい咳が出る場合、寝具の手入れでラクになる場合もあります。

布団に入ると決まって咳が出るという場合に注意してみましょう。

 

喘息・咳喘息

風邪の後遺症から咳喘息になる事があります。

夜中から朝方にかけてや、寒暖の差があるときなどに、咳が止まらなくなります。

咳喘息を放置すると、ゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難を伴う喘息に進む心配があります。

受動喫煙や、ハウスダストなどが刺激になって発作を起こすことが知られています。

風邪の後、保湿や休養を心がけても2~3週間で激しい咳が止まらないときには、病院にかかりましょう。

 

結核や肺がん

咳が長引く病気で注意が必要なのが、結核や肺がんです。

目立った発熱がないけれども命に関わる状態に進行する可能性がある病気です。

結核は風邪の様な症状から、微熱程度の発熱としつこい咳が取れずに続きます。

BCG接種歴がない、ツベルクリン反応が陽性だったことがある、ヘビースモカ-であるといった条件は高リスクです。

結核は伝染性の病気ですし、放置すると命のキケンがありますから、きちんと診断を受けましょう。

肺がんは、年間6万人の罹患者が報告されています。

率にすると男性の場合69歳になるまでに肺がんを発症する確率は、4.4%となっています。

息苦しさ、血痰、リンパの腫れがある場合、検査を受けた方が良いでしょう。

 

熱がない咳の様子見OKとNGの判断は?

喉の保湿や食事、休養に気をつけても咳がしつこく続く場合には、病院で診断を受けるのが基本です。

  • 睡眠が取れているか
  • 食事が摂れているか
  • 血痰が出ていないか
  • 呼吸が苦しくないか
  • リンパの腫れがないか

このチェックに少しでも当てはまるなら、病院で診断を受けた方が良い状況と言えます。

熱がないけれど咳が続くという場合、放置すると命のキケンがある病気の初期症状という事があるので、気をつけたいですね。

 

咳が止まらない、熱はないときに咳を止める動画を見つけました。

https://www.youtube.com/watch?v=7S55IWfMEXM

 

まとめ

しつこい咳は熱がないから大丈夫と軽くみてはいけない!

つらい咳をしずめるには、乾燥させない事が第一ですが、手を尽くしてもいつまでも咳が取れない場合には、病院を受診しましょう。

アレルギー性咳嗽(がいそう)では、黄砂やPM2.5の影響を受けている事もあり、原因を特定することで治療方針が決まります。

また、熱がない咳には、命を脅かす病気が隠れている事があるので、1ヶ月~2ヶ月もの間咳が続く場合にはきちんと検査を受けることをオススメします。

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