胃痛があるとツライですね。
『今すぐ市販薬でなんとかしたい・・・うぅっ』という時にお役立ちの市販薬胃薬ランキングをまとめてみました。
胃薬選びの参考にしていただけたら幸いです。
では、では、さっそく参りましょう!
市販薬胃薬ランキング
総合胃腸薬なら安定感抜群
第一三共胃腸薬プラス
出典:第一三共ヘルスケア公式サイト
胃痛の原因は胃酸が出過ぎの時ばかりでなく、胃がストレスで異常な収縮をしたり、消化不良で働きが低下する事でも起こります。
総合胃腸薬なら、どの症状にもほどほどに効いてくれるので助かります。
<第一三共胃腸薬プラスの特徴>
- 「リパーゼAP12」と「タカヂアスターゼN1」の消化酵素が消化促進。
- 6種の健胃生薬配合で、胃の不快感を早く回復させる。
- ロートエキスがけいれん性の痛みにも良く効く。
キャベジンα
出典:コーワ公式サイト
胃もたれ、食べ過ぎ、飲み過ぎにも効果的ですし、炎症や潰瘍には、粘膜組織を修復させるMMSCの働きで、回復を早めます。
<キャベジンαの特徴>
- MMSC(メチルメチオニンスルホニウムクロリド)が粘膜補修。
- 健胃生薬と制酸剤の組み合わせで、早く長く効果が持続。
- 「リパーゼAP12」と「ビオヂアスターゼ2000」の消化酵素成分が消化を促進。
気になるキャベジンαの副作用はこちらの記事で紹介しています。
起床時の空腹なら保護成分重視
セルベール
出典:エーザイ セルベール公式サイト
粘液の分泌をサポートして胃を保護する事で、胃痛を改善するお薬です。
副作用が出にくく空腹時の痛みを改善します。
<セルベールの特徴>
- 粘液の分泌をうながして胃を保護する。
- 処方薬のムコスタ(レバミピド)の似た働きのテプレノンと生薬が胃を元気にする。
- 起床時など、空腹時に痛む人にオススメ。
スクラート
症状別に2種類あり、スクラートAは、胃酸が多いタイプ、スクラートSは消化力が低下してきた高齢者など、消化力アップの配合になっています。
<スクラートAの特徴>
- アズレンスルホン酸ナトリウムとL-グルタミンが炎症をしずめ、炎症や潰瘍を修復。
- ロートエキスが胃の神経をしずめて胃痛をやわらげます。
- 二日酔いの吐き気にも有効。
<スクラートSの特徴>
- 「リパーゼAP12」と、「ビオヂアスターゼ2000」が消化を促進。
- 炭酸水素ナトリウムと合成ヒドロタルサイトが胃酸を中和する。
- 健胃生薬がじっくり効く。
胃酸過多にH2ブロッカー
H2ブロッカーは胃酸の分泌をおさえる働きが強いお薬です。
一般の制酸剤よりも、胃酸の分泌をおさえこむ効果が高いので、胃酸過多の人にとっては、『良く効く』薬です。
気になるH2ブロッカーの副作用はこちらの記事で紹介しています。
ガスター10(ファモチジン)
出典:第一三共ヘルスケア公式サイト
<ガスター10の特徴は?>
- 医療用成分ファモチジンが配合されていてH2(ヒスタミン)をブロックし、胃酸分泌とを抑える。
- 胃酸過多の症状には良く効くが、2週間以上続けて使えない。
- 効果が強く、胃酸分泌を止めてはいけない場合、悪化させてしまうこともあるので注意が必要。
気になるガスター10の副作用はこちらの記事で紹介しています。
アバロンZ(ラニチジン塩酸塩)
出典:大正製薬公式サイト
<アバロンZの特徴>
- H2ブロッカーのラニチジン塩酸塩が胃酸の出すぎをおさえます。
- 3種の制酸剤が胃酸を中和し、刺激をやわらげます。
- 胃酸の刺激から来る胃痛、もたれに効きますが、2週間以上続けて使えない。
ストレスの胃痛に
ストレス性の胃痛は、副交感神経の刺激による胃酸の分泌と、胃腸の異常な伸縮から痛みが出ます。
胃腸のけいれんを抑える鎮痙剤(ちんけいざい)成分が入っているものがオススメです。
ストパン
<ストパンの特徴>
- ストレスで自律神経が乱れて起こるけいれん性の痛みに効果的。
- チキジウム臭化物が胃腸の平滑筋の収縮を抑えて痛みを改善。
- カプセルが小さく飲みやすい。
ブスコパン
出典:エスエス製薬公式サイト
<ブスコパンの特徴>
- 鎮痙剤ブチルスコポラミン臭化物が胃腸の異常な収縮を抑えて痛みに効きます。
- 飲食後のキリキリとした痛みに効果的。
- ロートエキス配合。痛みをしずめますが、ほかの胃腸薬、酔い止めと飲んではいけません。
食べ過ぎのもたれ
飲み過ぎや食べ過ぎのあと、胃もたれや胸焼けがしたり、胃痛がつらいことがあります。
そんなときには、消化薬+健胃成分の、昔から親しみのある胃腸薬がオススメです。
太田胃散
<太田胃散の特徴>
- 歴史が長く、親しまれてきた安心感がある。
- 7種の健胃生薬が胃を元気にし、消化促進してくれる。
- 芳香性健胃生薬を独自製法で散剤にしているので、清涼感、スッキリ感がある。
パンシロン
出典:ロート製薬公式サイト
<パンシロンの特徴>
- 症状やシーンによって8種類から選べ、水なしで飲めるクール、トラベルがある。
- 食べすぎ・飲みすぎや、夜遅い食事のもたれにはキュア。
- 制酸・消化・健胃なら昔ながらの歴史あるパンシロンG。
まとめ
胃痛・胃もたれ・不快感の原因によって症状にあったお薬を選んでくださいネ。
市販薬の選び方で気をつけることは・・・
- H2ブロッカーは胃酸分泌を抑える力が強いので薬剤師に相談して購入する。
- 原因がハッキリしない場合、総合胃腸胃腸薬で様子を見る。
- キリキリとした痛み、ストレス性の痛みは、鎮痙剤配合を選ぶ。
- 市販薬は長く飲み続けるのをさけ、良くならなければ診察を受ける。
胃の痛みが強い時は、すぐにでも良くなりたいと強い薬を選びがちですが、H2ブロッカーなどは、胃酸過多に当てはまらない場合には、症状を悪化させてしまうこともあるので、”生薬系の良い薬があればなあ”と気になり、探してみました。
いま、評判の生薬成分の胃薬なら、『イツラック』ですね。
逆流性胃腸炎や、ストレスの痛みを『薬で抑え込む』それとも『”体質の改善=健胃』か?
健胃体質になれたら、ツライ胃痛ともサヨナラ出来そうだと思いませんか?