健康の為にダイエットしたり運動
する人も増えていますし、食事の
見直しで体重を落とす人もいると
思います。
糖尿病は肥満も原因になるので、食事
や運動療法がメインになりますが、
何もしていないのに体重が減少する
のは危険度が非常に高いのです。
糖尿病の人も食生活や生活習慣が乱れて
いる人で『特に心掛けていないのに
痩せてきた』と感じたらそれは体から
のサイン。
あなたの体は大丈夫ですか?
痩せる原因はインスリンの低下にあった!!
インスリンは血糖値を下げる働きを
してくれるものです。
食事で上がる血糖値は膵臓がインスリン
を分泌し、血液中の血糖値を下げます。
必要以上に上がった血糖は肝臓に運ばれ
糖に変換されます。
この糖は脂肪細胞に運ばれるので中性脂肪
として蓄積されます。
食べ過ぎれは、血糖値はどんどん上がり
ますから、当然ですが糖となり脂肪として
体に残るので肥満まっしぐらです。
糖尿病になるとインスリンの分泌が低下
する為に、エネルギーの元になる脂肪を
作り出す事が出来ません。
体に必要な糖は『ブドウ糖』と呼ばれ、
代謝の働きにより細胞を活性化します。
体を車に例えれば、糖はエネルギーの元
エンジンですから、糖が作らなければ
『体にある筋肉からタンパク質や脂肪を
エネルギー』として使い始めます。
筋肉や脂肪をエネルギーにされてしまう、
食事で補給されなければ痩せてしまう
のは当然です。
食べたものがエネルギーとして変換されない
体、これが糖尿病の恐ろしいところなのです。
糖尿病で痩せない体にするには生活習慣の改善
糖尿病で痩せるとなると、かなりの重症に
なるので治療している人の場合には医師
から適切な治療を進められます。
問題は『自分が糖尿病とは気づいていない』
人です。
食べても太らない、痩せると言うのは『
余程、運動と食事のバランス』がよくない
限りはあり得ません。
糖尿病は血糖値が高いので血圧も高く
心臓にも負担が掛かります。
その為に運動も医師からセーブされたり
決められている人もいるでしょう。
きちんとした治療をしているならいざ
知らず『何もしていないのに痩せる』のは
危険信号でしかありません。
急に意識が無くなったり、倒れてしまう
まえにきちんとした治療を行いましょう。
まとめ
インスリンを増やして、体の中で機能
させる為には『食事』がもっとも重要
になります。
薬や注射はあくまでも補う為のもので、
自分自身が改善する気持ちを持つことが
何よりも大切です。
薬に頼るのではなく、自分の体と向き合い
『糖尿病と戦う』気持ちにならなくては
いけないのです。
何もしていないのに体重が落ちてきた
なら、それは糖尿病悪化のサインだと
考えて、直ぐに診察・検査・治療を始め
てください。