糖尿病は血糖値が異常値になる事が
原因ですから『血糖値を上げてしまう』
食事や食べ物は控えていかなくては
いけません。
食材そのものより、調理方法を考え
るべきとも言えるかも知れないですね。
今回は糖尿病と診断されたら、控えたい
食べ物についてまとめていきます。
あれが駄目、これは食べられない
のではなく『何故なのか』を知って
血糖値上昇を抑えましょう。
どんな食事が糖尿病になるのか
糖尿病はインスリン分泌と低下により
起こります。
日本人は、欧米人から比べると元々イン
スリン分泌は少ないと言われています。
それは古来から、麦や稗・粟を主食にした
草食人種だからです。
肉も食べてはいたでしょうが、基本となる
のは大豆や穀類、野草でした。
文明が発展してからは、脂肪分の多い
食事が増え、運動不足により『内臓脂肪』
が溜まりやすくなっています。
これが糖尿病リスクを高くしてしまう
、高脂血症・高血糖・高血圧を引き起こし
てしまうのです。
高血糖だけでなく、肥満はインスリンの
働きを低下させてしまうので『食事や
食材・調理方法』をしっかりと学び
『食べて良いもの』『控えるべきもの』
を区別する事が大切なのです。
規則正しく食べる事が大切
糖尿病と診断されると『野菜を食べて脂質や
糖質は控える』事を指導されます。
確かに糖質や脂質の多い食事は、脂肪に
蓄積されやすいのですがまったく食べな
いわけにはいきません。
基本は『三食を規則正しく食べる』事を
心掛けます。
1日に『このカロリーだから』『体に良い
ものを食べているから』と朝食を食べず
に昼と夜にまとめて食べると、血糖値が
急激に上がり体がコントロールできなく
なります。
食べ物を良い・悪いと選ぶ前に『規則正し
く食べる』習慣をつけていきます。
食事の間は5時間から6時間がベスト!
空きすぎた場合には『ゆっくり食べる』
事で調整していきます。
糖尿病に悪い食べ物とは?
精製された『白い食べ物』は基本的に
GI値(消化スピード)が早くなります。
その為に血糖値が上がりやすいので
『出来れば避けたい』食べ物です。
忙しくてコンビニやパン屋でサンド
イッチやおにぎりで済ます人もいます
が『必ずサラダ等をプラスして時間を
かけて食べる』事を心掛けましょう。
おにぎりだけやパンだけを早食いすると
血糖値が一気に上昇してしまいますから
食べ物の善し悪し以前に『食べ方に問題
あり』となってしまいます。
米やパン・うどん等は、できるだけ軽く
摂るようにして、野菜をメインにする事で、
血糖値を緩やかに上げるようにする工夫も
大切なんですね。
野菜サラダにおにぎりを1個や、ヨーグルト
等をプラスしてタンパク質をしっかり
摂取します。
悪いからと抜きすぎない
糖尿病は糖質や脂質の摂りすぎには注意が
必要と指導されます。
糖質はを控えると血糖値は下がりますが、
タンパク質や脂質の量が多いと、腎臓に
負担が掛かることも考えられます。
糖尿病は長い治療が必要ですから、食事の
バランスを考えるのが大切な事です。
野菜は確かに体に良いものですが、肉や
魚・米も栄養の塊ですから、食べないの
ではなく減らして満足感のある食事をす
る事が大切なのです。
まとめ
糖尿病に悪いからとまったく食べないと
ストレスが溜まり、他のものをドカ食い
すれば意味がありません。
精製されたものは控えることや、糖分や
脂質に頼らずに、旨味で食事をする楽し
みを覚える事が大切です。
今までの『好きなものだけを食べる』の
ではなく『体が喜ぶものを食べる』と思え
ば辛くないはずですし、症状も軽くなります。
おやつも工夫すれば、カロリーを抑えて食べ
られますから『あれは駄目・食べてはい
けない』と神経質にならずに『バランスと
量』『糖質や脂質の量』『塩分を控える』
事を考えて食事内容を改善してください。