「夜になると喉が痛い」、「寝ようとして横になってから喉の痛みや違和感が気になってぐっすり眠れない・・・」なんて経験はありませんか?
「日中は気にならなかったのに、喉の痛みや違和感が気になる」という話をママ友にしたら、あるあるという返事が返ってきました。
ベッドに入ってから咳が出て眠れないとか、喉の痛みが気になって熱が上がったらどうしようと心配になった経験が多かったですよ。
夜になって喉が痛いときの原因や対処法について、まとめていきますね。
夜になって喉が痛いのをラクにする方法
夜になってベッドに入ってから喉の痛みが気になるときには、口呼吸になって喉が乾燥していることが多いですね。
花粉症や、アレルギー性鼻炎で鼻づまりを起こしているときは、特に口呼吸のせいで喉が痛む事が多くなります。
はちみつ湯のうがい
はちみつには、殺菌効果と保湿効果が期待出来ます。
ぬるめのお湯にティースプーン1杯程度のはちみつを溶いたものを使ってうがいをします。
3回ほどうがいをして吐きだしたら、残りのはちみつ湯を喉に行き渡らせるように時間をかけてゆっくり飲みます。
濡れマスクをつける
夜に喉が痛くなる事が多い、口呼吸で喉が乾燥して喉が痛む場合には、濡れマスクが効果的です。
普通のマスクをつけるだけでも、口、鼻との空間の湿度を上げることが出来ます。
濡れたシートを挟んで使うタイプだと、乾燥している季節でもかなりの効果が感じられますよ。
AZスプレーやうがい薬を使う
喉スプレーやうがい薬に『AZ』という文字が入っているものを見かけませんか?
パブロンうがい薬AZ、アズノール、アズレンは、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物が配合されています。
喉をスッキリさせるだけでなく、炎症で傷ついた細胞を速く修復してくれる成分なので、ヨード系のスプレーやうがい薬よりも喉の痛みへの効果が期待出来ます。
加湿器を使って湿度を上げる
暖房で乾燥気味の冬や、冷房で湿度が下がっていると口呼吸になったときにテキメンのどの痛みが出ます。
室内の湿度を40%を切らないように調整しましょう。
夜になって喉が痛い時のチェックポイント
熱が出ているか
平熱にもよりますが、37.8℃を越える熱がある場合には、扁桃腺炎、風邪やインフルエンザなどの感染症の心配があります。
37.0℃を少し越える程度で収まっているようなら、アレルギー性鼻炎や、空気の乾燥が原因の喉の痛みだと考えて良いでしょう。
悪寒や関節のだるさがあるか
感染症にかかっている場合には、悪寒、関節のだるさを感じます。
こどもの場合にはみるみるうちに高熱になってぐったりしてしまう事もあるので、38.0℃を越えた熱と、悪寒や関節のだるさや痛みが同時に出ているときには、すぐに病院にかかった方が良いですね。
ガマンしてでも水を飲めるか
喉の痛みで水が飲めないとなると、脱水症状が心配です。
口呼吸の乾燥で起こっている喉の痛みは、ぬるま湯やはちみつ湯をゆっくり喉に良いわたらせるように飲んで保湿するとラクになります。
水も飲めないほどの強い痛みとなれば、ヘルパンギーナや喉頭結膜炎(プール熱)の心配がありますし、熱が上がる可能性もあります。
脱水症状にならないためには、点滴が必要になることもあります。
まとめ
喉の乾燥で喉の痛みが出て、熱が無い場合には、保湿対策を取りましょう!
夜寝ていて喉が痛くて目が覚めてしまう様な場合、口呼吸による乾燥が原因になっていることが多いですね。
わたしも、アレルギー性鼻炎で鼻が詰まっているときには、喉が痛くなって”風邪をひいたのでは!?”と心配になることがあります。
でも、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかっていないときには、熱も上がりませんし、喉を保湿する事をしっかり行えば、かなりラクになります。
しつこく夜の喉の痛みが現れる時には、気管支炎、咽頭炎など喉の周りに炎症が起きている事もあるので、病院を受診してくださいね。