幼児の市販薬にはどんなものがあるのでしょうか?
長引く咳や、ひどい咳は病院に行くしかないかとあきらめるのですが、市販薬で様子をみてという気持ちもあります。
病院の待ち時間を考えたら、大したことないのに行くのもなあ・・・
体の自然な反応で出ている咳を止めてしまうのも良くないと言いますが、どんな薬が出ているのか気になって調べて見ました。
幼児の咳止めの市販薬の勝手にランキングをまとめて見ます!
幼児の咳止めランキング!
第1位
ムヒ子供せきどめシロップS(池田模範堂)
http://www.kenko.com/product/item/itm_6910262472.html
アンパンマンのキャラクターがボトルについていてこどもでも飲みやすいシロップです。
咳中枢に効くジヒドロコデインリン酸塩配合の咳止め。
生薬のナンテンジツ流エキス配合、牛乳由来の成分が入っていないのでアレルギーが心配な子も飲むことが出来ます。
3ヶ月以上~使用可能
第2位
キッズバファリン咳止めシロップS(ライオン株式会社)
http://photo.kenko.com/E421447H_M2.jpg
咳中枢に効果がある成分が、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物なので、効き目がマイルドになっています。
コデインリン酸は麻薬成分でちょっと抵抗があると言う場合には、こちらのタイプがオススメです。
咳を出しやすくする成分に生薬のキキョウエキス、セネガ流エキスを配合しています。
3ヶ月~使用可能
第3位
アネトン咳止めZ液(武田薬品工業)
http://www.kenko.com/product/item/itm_6929611772.html
コデインリン酸でしっかり咳を抑えてくれます。
ただ、幼児は咳が出ないことで絡んだ痰が上手く出せなくなる事もあるので、注意して使いましょう。
第4位
アルペンこどもせきどめシロップ(ライオン)
http://photo.kenko.com/X499380H_M2.jpg
南天エキスとキキョウエキス配合。
咳中枢に働くジヒドロコデインリン酸塩酸塩が咳をしずめます。
イチゴシロップの風味で飲みやすく出来ていますし、ノンカフェインなのでお子さんに安心です。
3ヶ月~使用可能
第5位
宇津こどもせきどめ(宇津救命丸)
http://photo.kenko.com/X507430H_M2.jpg
咳中枢に効く成分がデキストロメトルファン臭化水素酸水和物なので、ややマイルドになっています。
ナンテンジツ流エキス、キキョウエキスが配合されて痰がらみをラクにします。
こどもと咳止め薬の考え方
咳を止めて肺炎なんて言うことも?
気管に痰が引っかからないように、咳で排出された方がいい場合もありますし、市販の咳止めでは対処療法のみで治療になりません。
お医者さんにかかって原因の治療をしなければ、症状が長引いて重症化する事もあると知っておいた方が良いのです。
市販薬は症状をちょっと抑えるために賢く使って、基本は病院という事ですね。
2歳以下の場合は医師の診断を受ける
2歳以下の場合には、急激に症状が変わる事もありますし、川崎病など風邪症状に似た他の病気が隠れているかもしれません。
咳止めは、救急外来につれていくのもなあというときの抑えとして利用して、長引かせないように病院にかかって原因をハッキリさせると考えた方が良いですね。
まとめ
幼児の咳止めはマイルドなものを選び、
薬を使いたいほどの咳は、
医師の診断を受けましょう!!
咳中枢に働きかける成分は、麻薬成分といわれるものです。
ジヒドロコデインリン酸塩酸塩配合の薬よりも、ノンコデイン系と呼ばれるデキストロメトルファン臭化水素酸水和物配合の方がマイルドになっています。
単なる風邪なのか、川崎病など注意が必要な物なのかは、医師の診断を受けなければわかりません。
市販薬は症状を抑える程度に考えて、早めに受診しましょう。