日本人の多くが腰痛に悩まされている
中、『これって何か病気のサイン?』
と考えてしまいませんか?
腰痛は神経や骨、筋肉の損傷だけでなく
『メンタルや内臓疾患』が原因である
事も少なくありません。
腰痛の原因となる病気をまとめてみました。
皆さんの腰痛は何が原因なのか早く突き
止めて治していきましょう。
腰の骨・筋肉や神経による障害
腰痛の多くがこれに当たります。
筋肉の疲労や老化に加えて靭帯の損傷や
変形等が原因です。
ギックリ腰
ギックリ腰は筋肉や関節の捻挫や損傷が
原因です。
椎間板ヘルニアの人も起こしやすく、
ハッキリとした原因は不明ですが、
『疲労』『筋肉の老化』が主な原因!
一度やると癖になると言われるのは、
筋肉の疲労が蓄積されやすいからで
日頃から負担を掛けないように過ごす
必要があります。
慢性腰痛
特に原因がないのに、痛みやだるさが
あるのは筋肉の疲労や冷えによる血行
不良が原因になります。
また、運動不足により疲労が溜まると
腰痛になる場合があります。
骨や椎間板の変形・老化による病気
椎間板ヘルニアは、椎間板の老化により
起こります。
長期に腰に負担を掛けることで椎間板が
老化してしまい、押し潰されて髄核が
飛び出してしまうのです。
働き盛りの人に多く、高齢者には少ない
のも特徴ですね。
脊柱管狭窄と分離症、滑り症
腰の脊柱にある神経の束である脊柱管が
狭くなり、神経が圧迫されるのが脊柱管
狭窄症です。
靭帯や骨の変形により圧迫されていき、
すべり症や腰椎分離症にも繋がりやすく
なります。
脊柱管狭窄症は高齢者に多く見られ、
若い頃から腰痛を持っていると高齢に
発症しやすいとも言われます。
すべり症は更年期前後の女性に多く、
ホルモンが関係しているとも言われます。
女性ホルモンの現象により、骨の密度が
低下すると『腰椎が骨折』してしまう
ことで骨がずれてしまうのです。
しびれや痛みがありますが、歩けない程では
ないので見逃しやすくなります。
この他にも細菌の感染による脊柱カリエスや
脊椎炎で腰痛が起きることもあります。
その他の腰痛の原因となる病気
安静にしていても痛みが引かない、
発熱や吐き気があったり排泄に
何等かの異常があると内臓疾患も
考えられます。
非常にまれですが、腰痛以外に異常が
感じられるなら早く診察を受ける事を
オススメします。
ストレスにより腰痛が起きることもある
ので、全てが骨や筋肉、靭帯の損傷とは
限りません。色んな原因により腰痛が起
こりますから
『姿勢が悪い』『体が歪んでいる』
『骨盤の歪み』とほっておかずに
一度きちんと診察を受けるのが一番
でしょう。
まとめ
腰痛は複雑な原因で悪化するので
『何か悪い病気かも・・・』と心配に
もなるかも知れません。
悩むよりも、自分の腰痛の原因を
しっかりと知ることが予防や改善に
繋がります。
早期の発見と治療がもっとも大切な
事を忘れないでください。