健康のために 危険性

トレハロースの危険性は?何に使われているの?

最近、個包装の長期保存できるみたらし団子を見かけますね。

ちょっとお茶菓子が欲しいなというときに、しっとりモチモチのお餅は嬉しいですね。

でも、本来のお餅って室温で保存していると堅くなったり、保存で食感が変わることがあります。

こんなに手軽に柔らかいお団子が食べられるようになったのは、トレハロースのお陰なんですって!

 

夢の糖質トレハロース

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【原材料】米粉、砂糖、トレハロース、よもぎ、酵素(大豆由来)、着色料(赤3、黄4、青1)

出典:Amazon 山本水産 三色団子原材料名より

天然の糖質

トレハロースは、食品添加物としてたくさんの食品に加えられているのですが、天然にも存在する糖質です。

食品に使われているトレハロースは、ジャガイモやトウモロコシに酵素を加えて作られています。

原材料も自然の物なので、食品と同じレベルの安全性があるとされています。

 

冷凍耐性がある

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出典:Amazon 築地の王様 ネギトロ

まぐろたたき身(キハダ、メバチ、インドまぐろ)】内容量:500gパック】原産地:インド洋、台湾船】原材料名:鮪、植物油(大豆含む)、】酸化防止剤(V・E、V・C)、pH調整剤、】トレハロース】

出典:Amazon 築地の王様 ネギトロ

氷の結晶を抑制するので、冷凍で細胞壁が壊れて風味や食感が変わるのを防ぐ事が出来ます。

冷凍保存のネギトロも、トレハロースを加えることで、なめらかさや風味が長持ちするのです。

 

でんぷんの変質防止

おにぎり

ごはんを冷蔵庫で保存すると、ポロポロとして粘りがなくなります。

時間がたってでんぷんの性質が変わることを老化とよびますが、トレハロースを加えると抑える事が出来ます。

おにぎり、カステラ、餅菓子などのしっとり感やモチモチした食感を長持ちさせます。

 

脂質の酸化を防ぐ

かに玉

出典:味の素HP かに玉の素

トレハロースが入っている事で、たまごと混ぜて調理したときにふんわりしますし、保存中の脂質の酸化を抑えることが出来ます。

保存性を高める添加物としても、トレハロースは欠かせません。

 

たんぱく質が加熱で縮むのを防ぐ

ハンバーグ

ハンバーグにトレハロースを加えると、焼き縮みを防いでふっくらします。

たんぱく質の熱に対する反応を緩やかにするので、カスタードプリンに使うと、なめらかに仕上がります。

市販品にも利用されていますが、手作りする時にトレハロースを加えている人もいます。

 

トレハロースの危険性は?

寒い地域の動物の細胞内には、トレハロースが含まれているんですって!

食品添加物として扱われているので、体に悪い面はないの?危険性はないの?って心配になりますが、食品と同じレベルで考えて良いレベルのようですね。

危険性をあげるとしたら、遺伝子組み換えや、農薬の心配がある作物が使われていないかというあたりくらいです。

トレハロースそのものには、健康被害の心配も無く、事例も報告されていません。

一般的な砂糖も取り過ぎは肥満の危険があるといったのと同じ感覚です。

それよりも、しっとり柔らかく保つ効果や、あぶらヤケや変質を防ぐ効果の高さが、加工食品には欠かせないものになっています。

 

添加物をどう考えますか?

まとめ

トレハロースの危険性は食品レベル!神経質にならなくてOK

 

食品添加物とよばれているので、体に悪くないか、危険性は大丈夫かと心配になりましたが、調べて見ると食品レベルの心配しか出てきませんでした。

トレハロースという物質そのものに健康被害を起こすような危険性はなさそうです。

ただ、とても使い勝手の良い添加物でいろいろなものに含まれているので、知らず知らずにたくさん摂取して染むということがあるかもしれませんね。

砂糖ほど血糖値を上げることはありませんが、一度に摂りすぎるのは、食品であっても健康に良くないですから気をつけたいですね。

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